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第15試合/DREAMフェザー級(−65キロ)タイトルマッチ


FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』

第15試合/DREAMフェザー級(−65キロ)タイトルマッチ

5分5R

VS5R 5:00
判定 3-0

試合前

7月に最強の挑戦者・宮田和幸を退けた高谷裕之が2度目の防衛戦。挑戦者は、今年4戦4勝、MMAでは3連続KO中のリオン武だ。両選手とも「KO決着は間違いない」と口を揃える。KO必至のDREAMフェザー級タイトルマッチだ!

試合結果詳細

1R、まずは打撃による攻防。高谷がローキックを放てば、リオンはカウンターのパンチで対抗だ。高谷はジリジリとパンチとローキックでリオンに対してプレッシャーをかけていく。そして、右フックから首相撲によるヒザ蹴り。さらにパンチを中心にリオンにプレッシャーをかける。高谷のパンチにリオンは嫌な表情を見せる。ラウンド終盤、高谷がタックルでテイクダウン。しかし、すぐにゴングが鳴り、1R終了となった。

2R、またもパンチでプレッシャーをかける高谷。何発かリオンの顔面にも炸裂する。高谷はローキック、パンチと厳しいプレッシャー。ここで右ストレートを当てると、下がったリオンに対して高谷はパンチで追撃を仕掛ける。しかし、リオンも必死に防御。ジャブを放ちながら決定打を許さない。高谷も攻撃の手を緩めず、パンチで再びプレッシャーをかける。しかし、打ち合いになった瞬間、リオンのパンチが炸裂し、高谷は一瞬ヒザをついてしまった。それでも高谷はペースを崩さない。ジリジリとプレッシャーをかけながらパンチ、ミドルキックを放っていく。リオンのジャブも高谷の顔面にコツコツとヒット。その影響で高谷は鼻血を流している。そして、パンチの打ち合いから、高谷がタックルでテイクダウン。鉄槌を落としたものの、ここもラウンド終了となった。

3R、右のローキックからパンチでプレッシャーをかけていた高谷だが、今度は早い段階でタックル。グラウンドに持ち込むと、ガード越しにパウンドを放っていく。リオンは足を蹴り上げ、なんとか防御すると必死にスタンドへ。高谷のパンチによる追撃もなんとかこらえた。そして、両者パンチによる攻防。コツコツと当て合っていく。高谷はパンチからローキックのコンビネーションを披露。そして、コーナーに追い込むと、ストレートをリオンの顔面に叩き込み、組み合ったところでこのラウンドも終了だ。

4R、ペースを崩さない高谷はジリジリとプレッシャーをかける。高谷がローキックを放てば、リオンはカウンターの伸びるストレートで対抗。高谷はパンチの攻防からテイクダウンを狙うが、リオンはそれを許さない。しかし、高谷がこれまで放ってきたローキックがリオンの左足に効き始めている様子だ。なかなか攻撃が出なくなったリオンは消極的と見なされ、イエローカードを提示されてしまう。若干、疲れが見え始めたリオンに高谷はコーナーに詰めながらパンチを連打。リオンも必死に逃げるが、高谷は追いかけて顔面へのパンチ、ローキックと攻撃の手を緩めない。

5R、相変わらず高谷はパンチとローキックという組み立て。さらに首相撲で引きずり回し、再びプレッシャーをかける。リオンも高谷のタックルをこらえるなど、意地を見せる。しかし、高谷はペースを変えない。パンチ、ローキック、さらに時折前蹴りを打ち込んで、ジワジワとリオンを追い込む。ラウンド終盤、凄まじいパンチの攻防。そんな中、高谷はタックルを放つが、リオンもこらえる。最後もパンチを打ち合いを展開し、試合終了となった。判定は3-0で高谷の勝利。見事2度目の防衛を飾ったのだった。

ベルトが手元に戻り、嬉しそうな表情の高谷。マイクを握ると、「やっぱり今日もまたKOできなくて、本当にすいませんでした。来年、必ずKOしますんで、また応援に来てください」と観客に挨拶をした。

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