FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』
試合前
自他ともに認める盟友同士の一戦。試合決定記者会見では複雑な心境を吐露し合った両者だが、マッハはシアトル、長南はシンガポールでの合宿を経て、気持ちを切り替えている。2003年9月に拳を交えた両者。その時は長南が勝利しているが、8年の時を経て今度はどういう結末を迎えるのか……??
試合結果詳細
1R、お互いにローキックとジャブで様子の探り合い。そこからマッハの左フックがタイミング良く炸裂! 腰を落とした長南にマッハはパウンドで追撃だ。長南もハーフガードで防御。一方のマッハは長南のガードをかいくぐり、横四方に持ち込む。長南は下からヒザ蹴りを放って反撃し、立ち上がることに成功した。スタンドに戻ると、長南のハイキックからパンチで積極的に攻め込む。さらにローキックで攻めてくる長南に対して、マッハは胴タックル。右の脇を差しテイクダウンを狙うがここで1R終了だ。
2R、ローキックとパンチの攻防から組んでいったのはマッハ。長南もロープを背に必死にこらえる。ここで距離を取った長南は右ストレートをマッハに当てると、今度は逆に組みついていく。しかし、マッハは体勢を入れ替え、逆に長南をロープに押しこむ。再び離れた両者。パンチの攻防ではお互いのパンチが顔面に当たる。ここでマッハが長南のパンチをかわして組みつき、テイクダウン。そのまま横四方の体勢で細かくパウンドを長南に投下する。さらに側頭部にヒザ蹴りを入れるマッハ。しかし、長南もマッハがマウントを狙ったところでハーフガードに戻す。長南は下からパンチをコツコツと当てて反撃。そして、蹴り上げるようにして、立ち上がることに成功した。
3R、出だしでローキックを放ったマッハ。長南もパンチを当てて反撃。パンチの攻防からマッハは右の脇を差し、テイクダウンを狙う。ここは防いだ長南はボディブローや顔面へのパンチで攻め込む。パンチで前へ前へと出る長南。マッハは組みついて防御。長南のパンチによって、マッハの頬からは流血が見られる。やや押し込まれていたマッハだったが、長南がヒザ蹴りを狙ったところでテイクダウン。横四方の体勢からマウントポジションを奪い、さらにバックからチョークスリーパーの体勢に! しかし、長南も体勢を入れ替えて防御。だが、マッハは横四方をキープし、さらにマウントポジションを再び奪う。このタイミングで長南はまたもや体勢を入れ替え、上を取ることに成功した。しかし、ゴングが鳴り、試合終了。判定は3-0でマッハの勝利となった。