FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』

第10試合/MIXルール ライト級ワンマッチ

1R3分=キックルール、2R5分=DREAMルール/1・2Rで決着がつかない場合はドロー

VS2R 2:34
TKO

試合前

今年の大晦日も組まれたMIXルール。昨年大晦日の青木真也戦で劇的なKO勝利を収めた長島☆自演乙☆雄一郎に対するのは、DREAMライト級屈指のストライカー、菊野克紀だ。長島=日本拳法、菊野=空手と、武道をバックボーンに持つ両者。1Rはキックルール、2RはDREAMルール。果たして、どんな結末を迎えるのか……?

試合結果詳細

キックルールの1R、まずは激しいパンチの攻防を展開する両者。菊野のパンチが効いたのか、長島は前に出て菊野を押し倒すようにして防御。そして、再びパンチの攻防。ここで菊野の右フックが炸裂! なんと最初にダウンを奪われたのは長島だ。ダメージの大きい長島は足元がおぼつかないながらも必死にパンチを繰り出すが、菊野の勢いを止められない。菊野は前蹴りをぶち込んでからコーナー際でパンチを連打。菊野が断然優位な状況で試合を進めていた。しかし、ラウンド終盤、パンチの攻防の中で今度は長島のカウンターの左フックが炸裂し、菊野がダウン! お互いダウンを1つずつ奪った状況でキックルールの第1Rは終了した。

DREAMルールの2R、菊野がパンチと前蹴りで攻撃。そして距離を縮めるとバックを奪ってグラウンドに持ち込む。しかし、長島は必死に立ち上がり、ヒザ蹴り、パンチで反撃。菊野もアッパーを当てるなど、スタンドの攻防でも譲らない。長島の跳びヒザ蹴りにも冷静に対処。カウンターでパンチを放っていく。さらに左ハイキックを繰り出した菊野。パンチを放ってきた長島を捕まえ、バックを奪うとテイクダウン。そして、バックマウントでガッチリと長島を固めてから、パウンドを側頭部に叩き込んでいく。菊野に打たれるがままの長島。何もできない長島を見て、レフェリーが試合をストップ! 菊野が見事なTKO勝利を飾った。

試合後、「世界のTKの弟子、アライアンスの菊野克紀です。総合もK-1も関係ありません。きつ練習して、きつい減量して、きつい試合して、終わったら感謝だけです。自演乙選手、ありがとうございました」と長島の健闘を称えた菊野。「アライアンスの仲間たち、スタッフの皆さん、ありがとうございました。そして、格闘技ファンの皆さん、いつもありがとうございます! 格闘技大好きです!」とファンに向かって絶叫し、締めくくった。

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