FieLDS presents FIGHT FOR JAPAN『元気ですか!! 大晦日!! 2011』
試合前
2年前、『Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜』で行われたK-1甲子園で、当時まだ高校一年生ながら圧倒的な強さで優勝を果たした野杁正明。その後、Krushを主戦場にキャリアを積み、キック界を代表するファイターとして大晦日のリングに帰ってきた。一方の園田顕悟はキャリア3戦ながらも将来を嘱望される選手。野杁・18歳、園田・20歳。フレッシュなド付きあいに期待だ。
試合結果詳細
1R、まずはキックで攻め込む園田。得意のパンチを連打するなど積極的だ。一方の野杁はしっかりと防御しながら、前蹴りで距離を取る。そして、時折パンチやヒザ蹴りで攻撃だ。野杁は様子を窺いながらも、ボディブロー、フロントハイキックなどを的確に入れていく。
2R、相変わらず積極的にパンチとハイキックを繰り出す園田。しかし、野杁は余裕でかわし、隙を突いてヒザ蹴りなどを入れていく。パンチの攻防からフロントハイキック、ローキックを繰り出す野杁。そして、ちょっと距離ができたところで右の跳びヒザ蹴りを発射! 園田からこの試合初めてのダウンを奪った。さらに野杁はパンチ、ヒザ蹴りと連打。園田は組み合う場面が多くなり、苦しそうなところを見せるが、パンチ連打で挽回を狙っていく。
3R、パンチで攻め込む園田に対して、ローキックを繰り出す野杁。園田のパンチに合わせて、ローキック、ハイキック、さらにはヒザ蹴りなどを当てていく。最後はコーナーに追い詰め、ジャンプしながらハイキックを繰り出したところで試合終了。判定は3-0で野杁の勝利となった。