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■J.Z.カルバン「1人の選手を思い続けるには長い時間だった」

「前回の試合が終わって1週間ばかりブラジルで休んでからATTでトレーニングしてきた。前回はああいう結果になったけど、気持ちの影響はないよ。過去にとらわれすぎることはよくない。今が一番重要だからね。（前回闘ってみた青木選手の印象は？）やろうとしていることはなんとなく分かったけど、特に強い印象はない。（作戦は変えずに挑みますか？）いや、前回どおりで挑むことはないよ。同じ相手でも試合の度にいろんなことが変化する。アオキも前とは違った作戦で挑んでくるだろうから、前回とは違う作戦、心構えで試合に臨みたいと思う。（ちなみに今回の作戦は？）それは言えないよ！　確かに、1人の選手を思い続けるには長い時間だった。しかし、ベストになるにはいろいろと乗り越えないといけないことがある。その過程の一つと思ってアオキ戦を乗り越えたいと思う。（青木選手とは不思議な運命を感じる？）いや、特にそういう気持ちはない。今まで闘うのと同じ気持ちだよ。他の選手と闘うときと同じように、相手を尊敬して試合に臨むだけ。普通の試合と変わりはないよ。（2回戦が12日後にありますが、2回戦を見越して試合をする？）将来を見据えてトレーニングしていることは確かだけど、今集中しているのはアオキ戦だけだよ。（永田克彦選手については？）ナガタはいいレスラー。いつもコンディションがいい選手だよね。試合の間隔は短いけど、あらかじめ相手が分かっているので対処はできると思うよ。（青木選手に一言！）アオキ、とにかく試合をしようぜ。（ファンへ一言お願いします！）いつも応援ありがとう。今回もベストを尽くすよ」

■青木真也「普通にやろうって感じ。澄んだ気持ちでいます」

「別になんもないです。2日後に試合をするだけです。さっぱりして、気持ち良く試合を迎えたいなというだけです。すごい澄んだ気持ちでね、試合がしたいと思います。（先日の座禅特訓は？）さっぱりしたっすね。どれだけバカなんだって話なんですけど（笑）。突き抜けてますよね。バカなことやるの好きなんであれは恒例化したいですよね。（カルバンに対しては？）ま、『この野郎！』っていう気持ちはありますよね。（前回の試合で感じたカルバンの印象は？）ま、普通の選手じゃないですか？　あんまりカルバンカルバンと思わないほうがいいような気がします。自信っていうか、普通にやろうって感じですね。澄んだ気持ちでいます。（やることはひとつ？）そうです。今回の第1試合で止まった時計を自分で動かしたいと思います。第1試合は楽だと思いますね。待たなくていいし、突き抜けられるなと思いますね。何も考えずにスパッと。奇麗なリングでやれるし（笑）。勝ってゴールデンウィークを満喫します。次は夏ぐらいに試合ができたらなって思いますね。ボクは（5・11『DREAM.3』のライト級トーナメント2回戦に）出ることを今は考えてないんで、とにかく“429”ですね。すべて、この試合が消化されることによって、ボクに何かしらのプラスの要素があると思いますので。スパッと秒殺して“511”もやってやるっていう気持ちがあるかもしれないけどね。（カルバン選手に一言！）なんもないです。（ファンへ一言お願いします！）半年間引っ張ってしまいましたけど、かならずいい答えを出したいと思いますので、ぜひ会場に足を運んで試合を観てください」

■ミノワマン「決めたいプロレスの技がいっぱいあります」

「前回の『DREAM.1』は、今までにない緊張が走った大会でした。特に第1試合で緊張を感じました。でも試合が始まれば、会場に昔のPRIDEファンの方が来ていらっしゃるなという感覚がありました。新しいイベントですが、なんか久々に帰って来た空間という気がしました。また、この大会で自分の夢を掴みにいけるかなと思います。だけど今回は体重制限がありまして、これはあまり好きじゃなかったんですけど、それにも挑戦して出場ということで、また新しい感覚、経験ができるんじゃないかなと思います。試合前に格闘家はベストパフォーマンス、ベストコンディションでやらなきゃいけないのに、なんでこんな肉体に悪いこと（減量）をしなきゃいけないのかなあという気持ちが今はあります。7〜8kg落としましたから。でも、自分の体を知ることにもなってるんで、そういう意味ではいい経験をさせていただいているなという気持ちもありますね。キレの部分では前より出てるかなという気がしますが、パワーとスタミナは当日闘ってみないとわからないです。昔のプロレスラーは最強論、“プロレス最強”を守ってきたと思うんですね。それに憧れて、今ボクはリングに上がってるんで、それを証明したいですね。金選手は自分のベースをしっかり向上させて、確実に勝利に導く闘い方をしていると思う。ただ、自分の中で過去のプロレスvs空手の中で、負けているという感覚はないんですよ。その歴史をボクは受け継いできていると思うし、そこをしっかり勝ってお見せしたいですね。トーナメント全体のことを考えると、今までの経験上、1回戦のことが一番大事かなと思います。その先はあえて考えないです。今の敵は金選手なんで。決めたいプロレスの技がいっぱいあります。金選手にはヘブンという感覚をお見せしたいと思います。ファンの皆さんには、ボクの試合で心のリミッターをカットしてさしあげましょう」

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