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2008年6月3日

「6月は人生の大一番だと思ってる」
ライト級GPベスト4進出に向け、永田克彦が公開練習!!

6月3日(火)、都内・新日本プロレス道場にて、6・15『OLYMIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』(横浜アリーナ)で行われるライト級トーナメント2回戦で青木真也と対戦する永田克彦が公開練習を行った。

まずは新日本プロレスのジュニア戦士、ミラノコレクションA.T.を相手に2分1Rの寝技スパーリングを公開した永田。長身で手足が長く、しかも複雑難解なメキシカンストレッチを駆使するミラノを“仮想・青木”と見立てた永田は、下から関節技を仕掛けてくるミラノに対して、相手の動作を確認しながら冷静に対処する動きを見せた。ミラノとのスパーが終了したところで、今度は兄・永田裕志がミラノに代わってリングインすると、休む間もなく2分1Rのスタンドレスリングへ。ここでも永田が体格差で大きく上回る兄・裕志からテイクダウンを奪うなど、好調ぶりを大いにアピールした。

練習後に行われた囲み会見でも、「コンディションは上々。ケガもなくいい感じで仕上がってます」と青木との決戦を前に晴れ晴れとした表情を見せた永田。現在の体重は76キロということで、減量に関してもまったく問題はないようだ。4・29『DREAM.2』の青木vsカルバン戦を兄・裕志とともに会場で観戦した永田は、この試合以外にも試合ビデオを観たり、青木を知る練習相手から情報を仕入れるなど、青木対策は万全であることを強調。5・11『DREAM.3』で行う予定だった青木との2回戦が延期となり、試合間隔が空いたことによる影響が心配されるところだが、「総合格闘家としての幅を広げる練習に集中できました」と、3・15『DREAM.1』のウマハノフ戦から更なる進化を遂げていることを強調した。

試合展開について、「僕の勝ちパターンは、倒してからのパウンドなんですけど、青木選手にとっても得意なポジションですよね。だからと言って、僕も行くところで行かなきゃ、勝ちにつながらないんで、そういうところの勝負になると思います」と予想した永田。これには兄・裕志が「オリンピックで銀メダルを取ってるぐらいなんで、そういう精神を忘れず、アグレッシブにいく姿勢がもうちょっと見えてもいいかな」と弟・克彦に注文をつけると、「攻撃は最大の防御だからね」とエールを送った。

また、青木との決戦から2週間後の29日に結婚披露宴を控えている永田は、「精神的な部分や食事面でサポートしてくれて、気持ち良く試合に送り出してくれるのが大きいですね」と愛妻への感謝を述べると、「6月は自分にとって人生の大一番だと思ってるんで、まずは15日に集中して、勝って華を添えたいですね」と、青木を倒してのベスト4進出に意欲を見せた。

兄と妻の大きなサポート受けて、ベストコンディションでライト級グランプリ2回戦に臨む永田。青木を破り、人生最大の2連戦を乗り越えることはできるか!?