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7・20『HEIWA DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦』で行われるウェルター級GP準決勝の組合せは、桜井“マッハ”速人（日本/マッハ道場）vsマリウス・ザロムスキー（リトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS / MMA Bushido）、アンドレ・ガウヴァオン（ブラジル/Muay Thai College/Team Nogueira）vsジェイソン・ハイ（アメリカ/Team Bodyshop）。会見にはマッハが出席し、大会に向けての抱負を語った。

準決勝でザロムスキーと対戦することとなったマッハは、「（ザロムスキーは）一発がある選手なので怖いけど、それは誰とやっても一緒」と語ると、「優勝するしかないですね。優勝！　この二文字しかないです」とウェルター級GP制覇に意欲。会見に同席した笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーも「マッハ選手がここまで明確に目標を言うのは珍しい。一人だけ残った日本人ですからね。絶対に優勝してもらいたいです」と語るように、日本人初のDREAM王座戴冠に期待が掛かるが、「日本人初のDREAMのチャンピオンになってやろうという気持ちはありますけど、プレッシャーはないですよ。17で格闘技始めて、23で（修斗の）チャンピオンになって、まあ、長いことやってるんで、特別プレッシャーはありません」と自然体で決勝ラウンドに臨む姿勢を見せた。

決勝ラウンドは一日2試合となるが、「息を上げるトレーニングをずっとやっています」と、一回戦後より趣味も兼ね以前から取り組んでいる自転車でのトレーニングに力を入れていることを報告。スピードスケートの清水宏保選手らとともに富士山でトレーニングを行い、「心拍数で200まで行きましたからね。自転車くらいしか、そこまで息を上げることはできないですから。スケートの選手はすべて科学的にトレーニングしているんですよ。清水選手なんか胃の中の筋肉まで研究してトレーニングしてる。話すだけで勉強になりました」と手応えを得ているようだ。笹原EPによると、『DREAM.8』の翌日、名古屋・公武堂MACSでマッハを含むウェルター級GP決勝ラウンド進出4選手が基礎体力を測定したところ、「ズバ抜けて、マッハ選手が一番でした」とのこと。マッハは「（準決勝は）短期決着になったほうが有利だけど、“（短期決着を）狙う”というのは正直ない」とスタミナ強化に自信を見せていた。最後は墨で半紙に「絶対優勝」と書き、改めて意気込みを表したマッハ。過酷なワンデイトーナメントを制し、DREAM初の日本人王者となることはできるか!?

なお、ウェルター級GP決勝ラウンドではリザーブマッチも組まれるとのこと。リザーブマッチ出場選手は「基本、一回戦に出場した選手から」（笹原EP）選ばれる予定だ。また、『DREAM.10』のチケット価格は、『DREAM.9』と同様の料金設定。笹原EPは「チケットは値下げしたまんまです。『DREAM.10』はヘビー級の試合、初参戦の選手も出したいと思っています。話がまとまれば、5・26『DREAM.9』の会場で発表したいと思っています」と語っていた。

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