- 2010年1月1日
『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.10- 熱戦が続いた12・31『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』(さいたまスーパーアリーナ)。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。
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■ゲーリー・グッドリッジ「なんの言い訳もありません」
——試合を振り返っていかがでしたか?
グッドリッジ 楽しかったです。それ以外に何か聞きたいことはありますか?
——久々の日本のリングでしたが。
グッドリッジ とても良かったです。実は、今回の試合に向けていつものような程ではありませんが、それでもかなりのトレーニングはしてきました。なので、なんの言い訳もありません。若い選手は強かったです。自分にとっては望ましくないポジションで捕まって、逃げようと思って一回は逃げられたんですけど、最終的に逃げることはできなかった。結果はこうなってきれいな顔ではないですけど、自分自身では満足しています。
——来年以降、どのリングに上がってみたいとかっていう希望はありますか?
グッドリッジ 自分は闘う兵士、ウォリアーだと思っているので、どこでもかまいません。立ち技でも、寝技でも、どこでもオファーがあれば試合をします。自分は仕事が好きで、お金を稼がないといけません。そういう意味で、試合の種類やリングはどこでもかまいません。今回は弟を連れてきましたが、こういう仲間と一緒に練習してどんどん強くなっています。年齢は43歳ですが、自分の仕事を大事にして、全身全霊を込めて、気持ちを強く持って、今でも頑張ってこのトシでもトレーニングしていますので、こういう選手はなかなかいないと思います。ですので、もう一度言いますが、仕事を探していますので、何かチャンスがありましたら、どうぞ連絡してください。それと、日本に戻ってくることができて心からありがたく思っています。もうすぐ新年ですので、「明けましておめでとうございます」を先に言わせてください。今日の結果は自分が望むものではなかったんですが、誰でも勝つことはあるし、負けることもあるし、自分だって勝つことがあることは、今までの選手生命でも証明しています。結果は望むものではありませんでしたが、本当に楽しかったです。また家族の前で試合をするチャンスをくれてありがとうございました。日本のみなさんとは血が繋がってはいませんが、もうひとつの家族のような気持ちです。今までの14年間、日本に来るたびに素晴らしい思い出がありました。本当に何度言ってもお礼が尽きない気持ちです。ありがとうございました。
■青木真也「戦極を終わらせてやったな、と」
——今の率直な気持ちは?
青木 DREAMがしっかり勝てたんで良かったというか、戦極を終わらせてやったな、と。まあ、最初から終わってるんですけども、はい。
——対抗戦が青木選手の試合までで4勝4敗で回ってきて、そのときの気持ちは?
青木 久々にヒリヒリするというか、自分のメンツ以上に背負うモノというか。久しぶりに緊張というか、ヒリヒリしましたね。
——一本勝ちした後にかなりエキサイティングしていましたが。
青木 試合が終わった後にちょっと興奮して失礼な態度を取ったことは素直に詫びたいと思います。そのぐらい興奮する試合でした。
——フィニッシュの形についてなんですが、何か技の名前というのは?
青木 技の名前はですねえ。なんだろうねえ。「笹原圭一2010」です(笑)。
——その心は?
青木 いやいや、笹原さんが「刺しに行け」と言って、しっかり刺してきたので「笹原圭一2010」です。
——3月にDREAMが開催される予定ですが、参戦の意志は?
青木 笹原さんたち、リアルエンターテインメントが「やれ!」っていう場所でやることが僕の生き方なんで。その生き方は今年も貫いていくし、もし、笹原さんたちが「刺しに行け」「殺しに行け」って言ったら、STRIKEFORCEにも行くし。誰だって。逆に谷川さんにもやるかもしれないし、そのぐらいの気持ちはあります。
——先ほどの笹原EPのお話の中で「川尻選手とのタイトルマッチに何も妨げるものは何もないということ」でしたが。
青木 決まってた話なので、僕も前向きに考えています。僕も川尻達也という選手には愛がありますし、同じ仲間だっていう。凄く大好きな選手だし、尊敬してるし、彼とだったら素晴らしい試合ができると思っているので。実際に決まってましたし、それが壊されたことが今回のモチベーションになりましたので。早ければ3月ですか。
——今年の抱負は?
青木 今年も格闘技をガチンコでやりたいです。とにかく楽をせずに、逃げ出さないこと、投げ出さないこと、負けないこと、信じることだと思います。
——フィニッシュの感触は?
青木 絞ってる時点でバリバリ鳴ってたんですけど、「こいつタップしないな」っていう感じで、それが彼の意地だったんじゃないですかね。躊躇なく折りました。
——折れたような感覚があった?
青木 そうですね、「パコーン」って鳴ったんで「あっ、折れたな」って。まあ、折れても別に。止められちゃったんですけど、続けても良かったかなと思いますけどね。
——抜けたちうよりは、折れたという感じ?
青木 抜けたというか、折れたというか。
——かつて修斗のキース・ウィスニエフスキー戦でも相手の腕を骨折させてしまったと思うんですけど、そのときと今回では?
青木 いや、まったく違いますね。前回の修斗のときは壊す技ではあるんですけど、突発的なもので、ただ今回は確実に折りにいきました。
——試合後、一言も発せずにバックステージに戻られましたが、あれはBJペン選手をイメージしての行動だったんでしょうか?
青木 いや〜、難しいことを言うなあ。イメージ的には宇野薫vsBJペンで、KOしてすぐに帰るみたいな感じですよね。そのくらい興奮したんじゃないですか。それにしても、あなたも格闘技が好きねえ(笑)。
——DREAMが3月にあるとのことでしたが、もし同じ時期にSTRIKEFORCEの興行があれば、そちらのほうに参戦しますか?
青木 非常に難しいことを聞いてくれるんですけど、笹原さんたちが「ここで試合をしろ」っていうところが、僕の試合をする場所なので。まあ、極端な話をすると、僕はDREAMとも契約してないし、FEGとも契約してない。リアルエンターテインメントと絆があるわけで、その人たちが「試合をしろ」っていうところで、僕が最高のパフォーマンスを発揮することが、僕の仕事だと思っています。
■廣田瑞人「※病院直行のためノーコメント」
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