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■ジェイソン“メイヘム”ミラー「本当の意味でのMMAを始めたのはサクラバだ」

「モシモーシ！　モシモーシ！（最初、桜庭戦のオファーをもらったときにどんなことを思いましたか？）『やります!!』。（メイヘム選手にとって桜庭選手はどんな存在ですか？）魔術師のような人。しかし俺は魔術には掛からず、打ち勝つことができる。（ファイター桜庭和志の印象は？）オールラウンドなファイターだと思う。すべての点においてうまい、頭のいい選手。でも自分のほうが強いことを見せて、楽しい試合にする。（どんなフィニッシュをイメージしていますか？）サクラバをサブミッションで倒す一番最初の男になる。（どんなトレーニングをしてきましたか？）まずはボクシングを強化した。試合で勝つためには相手の攻撃から逃れ、自分のパンチを放って勝つ機会をうかがう必要があると思う。ライアン・パーソンがヘッドコーチとなってチームを組んでくれたんだ。トレーニングパートナーとして桜庭のマネをしてくれるマーク・ムニョスとも練習している。特にサクラバの得意なシングルレッグの対策をしてきた。（桜庭選手が“レジェンド”と評されていることについては？）レジェンドだね。当時人気のあったグレイシー一族を相手に善戦を重ね、本当の意味でのMMAを始めたのは彼だと俺は思っている。個人的にも彼はヒーローで、現在のMMA界の立役者であることは間違いない。クリエイティブでハードワーカー。そんなレジェンドと闘えることを光栄に思っているよ。（初めて見た桜庭選手の試合は？）ハッキリと覚えている。19歳のときだ。友人の家でテレビを見ていてヘンゾ（・グレイシー）を相手にキムラロックを極めた。その頃、俺は、ヘンゾはマジックだと思っていたけど、サクラバは単なる一人の日本人だと思っていたんだ。しかし、その日本人がヘンゾの腕を極めた。これはすごいと思ったよ。これからMMAが変わるなと感じた一戦だったね。（桜庭vsハレック・グレイシーの試合はご覧になりましたか？）サクラバにはまだマジックが残っていると思ったよ。でも、俺との試合ではサクラバは苦しむことになるだろう」

■西浦“ウィッキー”聡生「活きの良さ。勢いのあるところを見せたいですね」

「（試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください）早く減量を終わらせてメシ食いたいのと、試合が楽しみということです。（9月13日にDEEP道場で行われた記者会見で石田選手を間近で見て、何か思うところはありましたか？）ぶっ倒してやろうと思っただけです。（改めて、ファイター石田選手の印象を教えてください）前と変わりなく、強いけど、試合は面白くないなと思います。（勝負のポイントはどこにあると思いますか？）ワンパンで終わるか、ワンパンで終わらなくて長引くかのどっちかでしょう。（今大会は他にも豪華カードが並んでいますが、会場に集まるお客さん、テレビの前の視聴者の前でアピールしたいところはありますか？）活きの良さ。勢いのあるところを見せたいですね。（減量は順調に進んでいますか？）やり方を覚えたので楽になりましたね。それまでは『あれは食べちゃダメ』『これは食べちゃダメ』という感じでやっていたんですけど、ちょっと勉強したら楽な方法を見つけました。（1R10分は慣れましたか？）その10分がイヤなんですよね（苦笑）。石田選手はスタミナあるから早めに仕留めないと、うん。（今回もアメリカ修行でコーチを務めたマット・ヒュームさんがセコンドに付くんですか？）まだ話はしてないですけど、付いてもらおうと思っています。アメリカではマット先生は本当に怖かったから、セコンドに付いてもらうと心強いんですよ。アメリカではやられてばっかりだったので、自分の強いところを見せたくて、マット先生の前だとやってやろうという気持ちになるんです」

■水野竜也「練習通りやればチャンスは掴めると思います」

「（試合を2日後に控えた今の心境から教えてください）だいぶ今はテンションも上がってきて、上げすぎると試合のときに下がっちゃうので、徐々に上げていく感じなんですけど、試合に向けていい感じです。（タイトルが掛かっているということで、いつもの試合直前と変わった部分はありませんか？）タイトルマッチという意識はなくて、1試合1試合、メルヴィン・マヌーフ選手もゲガール・ムサシ選手も強い選手なので、強い選手にどう勝つかということだけを考えています。（改めてゲガール・ムサシ選手の印象聞かせてください）トータルで強い、スタンドも強いですしグラウンドも強いですし中間の距離も強くて、なにより気持ちの強い選手。気持ちは相当強いと思うので、しっかり（打撃を）当てるかしっかり極めないと勝てないと思います。（勝負のポイントはどこにあると思いますか？）やってみないと分からないですね。力とか肌を合わせてみないと分からない部分もありますし、どういう流れになるのかはやってみないと分からないです。（ムサシvsキング・モー戦というのは参考になりましたか？）そうですね。ただ、僕にはキング・モーくらいのレスリング力はないので、そのままそうすることはないんですけど、参考にはなりました。（突破口は見出せましたか？）チャンスを掴む練習はしてきました。相手のクセとかがなんとなく分かったので自分にもチャンスはあると思うんですけど……（ムサシは）強い選手ですからね（苦笑）。練習通りやればチャンスは掴めると思います。（ベルトを巻く姿は想像できますか？）想像できるというか、するようにしています。（トレーナーのマット・ヒュームさんからはどんな言葉を？）ずっとマット先生と二人三脚じゃないですけど研究して細かい練習をしてきたので、その練習してきたものを出せればチャンスはある、勝てると言われています。お客さんをガッカリさせない試合をしたいですね」

【『DREAM.16』対戦カード】
■無差別級ワンマッチ
ミノワマン（日本/フリー）vs石井慧（日本/アイダッシュ）
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ（オランダ/チーム・ムサシ）vs水野竜也（日本/フリー）
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志（日本/LAUGHTER7）vsジェイソン“メイヘム”ミラー（アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー）
■ライト級ワンマッチ
青木真也（日本/パラエストラ東京）vsマーカス・アウレリオ（ブラジル/エリート・ミックスド・ファイターズ）
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之（日本/高谷軍団）vsチェイス・ビービ（アメリカ/HITスクワッド）
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大（日本/吉田道場）vsコール・エスコベド（アメリカ/Pacific Martial Arts）
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋（日本/T-BLOOD）vs西浦“ウィッキー”聡生（日本/STGY）
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸（日本/BRAVE）vsリオン武（日本/シューティングジム横浜）
■フェザー級ワンマッチ
所英男（日本/チームZST）vsヨアキム・ハンセン（ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA）

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