ホーム>

ニュース


2011年4月10日

青木、秒殺一本勝ち!! 川尻は完敗……
『Strikeforce: Diaz vs. Daley』試合結果

現地時間4月9日(土)、米カリフォルニア州サンディエゴ/ヴァレービューカジノ・センターにて『Strikeforce: Diaz vs. Daley』が開催された。

■フェザー級戦(5分3R)
×高谷裕之(日本)[判定1-2]ロバート・ペラルタ○

■ライト級戦(5分3R)
○青木真也(日本)[1R1分33秒、チョークスリーパー]ライル・ビアーボム(米国)×

まずはビアーボムが入場。続いて『バカサバイバー』が流れ、青木がケージイン。1R、青木の左ミドルからスタート。ビアーボムが組み付きに来たところへ青木はテンカオを合わせるが、ビアーボムはそのまま青木をケージへと押し込む。組み合いから足を掛けビアーボムを倒し上になった青木は、バックに回りチョークへ!! ビアーボムの首に腕をねじ込ませる青木!! ビアーボムタップ!!!! 青木が秒殺一本勝ちを収めた。

■ライトヘビー級戦(5分3R)
△ゲガール・ムサシ(オランダ)[判定1-0]キース・ジャーディン(米国)△

1R、ムサシのローに合わせジャーディンはカウンターのタックルに行くが、ムサシはテイクダウンを許さず。両者離れ、ワンツー、ローを見せるジャーディン。ムサシもパンチを返す。片足タックルからムサシをケージに押し込んだジャーディンは、そのままテイクダウンに成功。しかし、ムサシはすぐに立ち上がると、ケージ際でパンチラッシュ。ジャーディンは組み付きテイクダウンに成功。ここで下になったムサシが反則の蹴り上げをしてしまい、ムサシに減点1。試合再開後、左右のパンチで前に出るムサシ。ジャーディンは右目尻をカット。

2R、ムサシはジャブ。ジャーディンはローを見せる。ジャーディンが組み付きに来たところに、ムサシはフロントチョークを狙うがジャーディンは脱出。ジリジリとプレッシャーを掛け、左右のパンチを見せるムサシ。鼻からの出血が目立つジャーディンは、ムサシの右フックに合わせ胴タックルからテイクダウンを奪う。しかし、ムサシは下からパンチを振るうと、立ち上がることに成功。ムサシは鋭いジャブをヒットさせ、さらに前へ出るが、ジャーディンは胴タックルからまたもテイクダウンを奪うことに成功する。ムサシは立ち上がり、打撃を交わしたところで2R終了のホーン。

3R、ムサシは左右のフックで前に出るが、ローブローが入り一時中断。再開後、ムサシはジリジリとプレッシャーを掛け打撃を放つが、決定打を奪うことはできず。ジャーディンの左ローに合わせムサシは両足タックルに行くと、テイクダウンを奪い、ギロチンチョーク!! 極まったかに見えたが、ジャーディンは首を抜き脱出。さらにムサシは両足タックルからテイクダウンに成功すると、ハーフからマウントへ。パウンドを落とすが、ジャーディンは立ち上がりそのままムサシをケージへと押し込む。両者離れ、ムサシの右ストレートがヒット。さらにムサシの右ハイがジャーディンの顔をかすめる。またもムサシは両足タックルでジャーディンに腰を付かせると、そこからアームロックを狙う。しかし、これも極めきれず。ムサシがハーフマウントからパウンドを投下。ジャーディンが下から十字を狙ったところで試合終了。判定の結果は1-0のドロー。


■ライト級チャンピオンシップ(5分5R)
○ギルバート・メレンデス(米国/王者)[1R3分14秒、TKO]川尻達也(日本/挑戦者)×

まずは挑戦者・川尻が気合い漲る表情で登場。遂に北米のケージの中へ。続いて、大歓声の中、王者・メレンデスがケージイン。1R、まずは左ミドルを見せる川尻。すかさずメレンデスが右フックを放ち、これがヒット。一瞬動きが止まった川尻だったが、すぐに立ち上がり距離を取ろうとする。しかし、メレンデスは下がる川尻を追い、首相撲からヒザ蹴りを放つと、川尻の背後を奪う。川尻は背後からパンチを被弾。距離を取り、左ハイを見せた川尻だが、メレンデスの首相撲からのヒザ蹴りを喰らい、さらにパンチで追い込まれる。メレンデスは追撃し、腰を付いた川尻からバックを奪取。背後から川尻の顔面にパンチをヒットさせるメレンデス。離れ、スタンドの攻防。そして、メレンデスは川尻のタックルに合わせアッパーを放つと、両ヒザを付いた川尻の顔面にパンチ連打。さらに川尻が背中を付けたところにヒジ打ちを投下!! メレンデスがヒジ打ちを4発落としたところで、レフェリーが試合を止めた。川尻、完敗……!!!!

■ウェルター級チャンピオンシップ(5分5R)
○ニック・ディアス(米国/王者)[1R4分57秒、TKO]ポール・デイリー(英国/挑戦者)×

1R、ノーガードで挑発するディアス。デイリーの左フックを浴びたディアスはダウン。両ヒザを付いた状態のディアスに、デイリーはパンチで追撃だ。立ち上がったディアスに対し、デイリーはパンチラッシュ。なんとか距離を取ったディアスはロー、さらにケージ際で右ボディ2発、パンチ連打からヒジ打ちと畳み掛ける。さらにディアスはタックルに来たデイリーをがぶってグラウンドに持ち込もうとするが、逆に上のポジションを奪われる。しかし、すぐに立ち上がったディアスは、打撃戦で優位に立つ。ディアスがペースを握ったかに思えた次の瞬間、またもデイリーの左フックを被弾。下になったディアスはガードポジションを取り、ここでレフェリーがブレイク。この窮地を脱したディアスは左ボディからアッパーをヒット。両者離れるが、パンチが効いているデイリーは転倒。ディアスは追撃を仕掛け、1R終了直前、上からパウンドを落としたところでレフェリーが試合を止めた。