- 2011年6月15日
山本篤の負傷欠場で藤原敬典が7・16『DREAM JAPAN GP FINAL』に出場!!
大沢ケンジとバンタム級日本トーナメント3位決定戦で激突!!- 6月15日(水)、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、7・16FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』(有明コロシアム)の追加対戦カードが発表された。
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この日発表されたカードは、【バンタム級日本トーナメント3位決定戦】大沢ケンジvs藤原敬典、【ヘビー級ワンマッチ】トッド・ダフィーvsニック・ガストンの2試合。記者会見には大沢、藤原、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席した。
バンタム級日本トーナメント3位決定戦は当初、5月の同トーナメント準決勝で敗れた山本篤と大沢ケンジとの間で行われる予定だったが、山本が目を負傷したため今大会を欠場。代わりに1回戦で今成正和と対戦した藤原敬典が出場し、大沢と3位決定戦を争うこととなった。藤原が抜擢された経緯について、笹原EPは「山本選手の欠場を受けて、当初は1回戦で敗れた選手、中村優作選手、前田吉朗選手、藤原選手、大塚隆史選手での抽選も考えていたのですが、まず大塚選手に関して言うと、大沢選手に敗れて、次また3位決定戦というのは話としておかしい。また、中村選手は左ヒザ内側半月板損傷除去手術を今年のはじめに行い、試合後にその部分が悪化。加えて練習中に右肩を亜脱臼したようで、7月には間に合わないと。前田選手は、先日の試合直前にぎっくり腰を起こしてしまい、現在も腰椎ヘルニアを悪化させ完治していません。となると抽選は行えないということで、藤原選手に出場していただくことになりました」と説明。「他の選手がケガしているため藤原選手になったんですけど、私としては、誰かを選ぶとすれば、この中で唯一判定負けだった藤原にチャンスを与えていいかなと思っていました。藤原選手には大暴れしてもらいたいなと思います。過去、ライト級GPではリザーブから勝ち上がったヨアキム(・ハンセン)選手が優勝したこともありますし、トーナメントは何が起こるか分かりません。このチャンスを活かしてほしいと思います」と藤原の活躍に期待を寄せていた。
また、笹原EPによると、山本の怪我の状況は「目を痛めて、この後、精密検査を受ける予定になっています。もしかしたら網膜剥離の可能性もあるようなので、ドクターからは『とてもじゃないけど7月の試合には間に合わない』という診断をいただいています。怪我した箇所が目だけに、慎重に検査をしていただこうと思っています」とのこと。山本はDREAMを通じ、「この度は7月16日に行われます『DREAM JAPAN GP FINAL』バンタム級日本トーナメント3位決定戦を欠場することとなり、ファンの皆様、関係者の皆様、そして大沢選手に、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。自分自身も大沢選手との対戦をとても楽しみにしていましたので、残念な思いと悔しい気持ちを強く感じています。しかし、まずは治療に専念し、次の試合を万全の状態で迎えられるよう精一杯頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします」とメッセージを寄せている。
3位決定戦に臨むこととなった藤原は、1回戦の今成戦を振り返り「結果がすべてなので、自分が判定で負けたと。ただそれだけです。自分がしっかりKOできなかった、一発で(意識を)飛ばせなかったのが敗因です」と語ると、「前回の大会で今成選手をしっかり倒すことができなくて、今まで悔しい思いで毎日過ごしてきました。その悔しい気持ちを晴らすチャンスをいただけたので、今回はしっかり倒したいと思います」と意気込み。そして、大沢との一戦に際し「僕の師匠である秋山じんは昔(大沢と)闘って負けているので、その仇もありますし、道場のみんなも見たかった対戦でもあるし、僕自身もずっとやりたいなと思っていました。秋本さんからは『(大沢のことは)よく知っているから、対策をしっかりやっていこう』と言われました。僕のほうからは『僕がリベンジします』と秋本さんに言いました」と師匠・秋山じんの仇討ちを宣言すると、「多分、大沢選手とは噛み合ういい試合ができると思うので、今までできなかった自分のいい動きができると思います。前回は打撃の踏み込みが浅くて倒せなかったので、今度はさらに踏み込んで倒しに行きたいです。僕はKO・一本を狙う選手でありたいので、判定で手堅くというのは考えていません」と完全決着を誓っていた。
一方の大沢は、相手が藤原に代わったことについて「僕が試合を見た感じだと、藤原選手は僕を倒した今成さんに勝っていたのかなと思うので、ここで僕が藤原選手に勝てば、今成さんの上に行けるのかなと思っています」と語ると、藤原の印象について「僕は今成さんに極められているんですけど、藤原選手はそれを凌いでいるし、打撃でも僕より今成さんを追い込んでいたので、総合的に強いファイターだと思います」と落ち着いた口ぶりでコメント。藤原からの師匠の仇討ち宣言に対しても「僕もキャリアが長いので、そういうように見ればそういうふうに見えるような選手とはたくさんやっているので、そういうふうに思われてもなぁ、という(苦笑)。僕はあまり気にしていないです」と意に介していない様子で、「前回のダメージ? すごくありますね。足も痛いし、頭もコブができているし。満身創痍です(笑)。ハンデですよ、ハンデ! 練習も体を引きずりながらやっています」と笑顔で不利を強調するなど、のらりくらりとクレバーな大沢らしい言動に終始した。
また、この日の会見では、ダフィーvsガストンのヘビー級ワンマッチも発表。DREAM初参戦のガストンはアメリカのMMAイベント、KING OF THE CAGEで活躍するヘビー級ファイターで、09年7月のMMAデビュー以来、無敗。6連全勝の戦績で、KING OF THE CAGEヘビー級ランキングで1位の評価をうけている。対するダフィーは、10年大晦日の『Dynamite!!』以来、2度目の来日。今回の参戦にあたり「(ガストンは)とてもタフな無敗の選手ですが、自分の実力測定にはぴったりだと思う」と意欲をみせている。以下、DREAMに寄せられたダフィーとガストンのコメント。
■トッド・ダフィーのコメント
「日本に戻って、短い準備期間だったアリスター戦とは見違えるようなトッド・ダフィーを、ファンの皆さんに見せるチャンスをもらい、とてもエキサイティングに感じています。 DREAM が用意した相手は、とてもタフな無敗の選手ですが、自分の実力測定にはぴったりだと思うので、しっかり力を見せつけたいです」
■ニック・ガストンのコメント
「日本で試合をすることができて光栄に思います。ただ、日本の皆さんは私のことを何も知らないと思いますが、7月16日に素晴らしい試合をすることで挨拶の代わりにしたいです。エキサイティングな対戦相手と最高の試合をお見せできるように頑張ります」
【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』決定対戦カード】
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント3位決定戦
大沢ケンジ(日本/和術慧舟會 HEARTS)vs藤原敬典(秋本道場ジャングルジャンクション/チームZST)
■ヘビー級(+93キロ)ワンマッチ
トッド・ダフィー(アメリカ/グラッジ・トレーニング・センター)vsニック・ガストン(アメリカ/8 8 Striking System(エイトプラスエイト・ストライキング・システム))
【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』対戦カード】
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント決勝戦
所英男(日本/リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)vs今成正和(日本/チーム・ローケン)
■DREAMライトヘビー級(-93キロ)タイトルマッチ
ゲガール・ムサシ(王者/オランダ/チーム・ムサシ)vs泉浩(挑戦者/日本/プレシオス)
■DREAMフェザー級(-65キロ)タイトルマッチ
高谷裕之(王者/日本/高谷軍団)vs宮田和幸(挑戦者/日本/BRAVE)
■ライト級(-70キロ)ワンマッチ
川尻達也(日本/T-BLOOD)vsヴィラミー・シケリム(ブラジル/ノヴァウニオン)
FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』
◎日時/2011年7月16日(土)開場16:00 開始17:00(予定)
◎場所/有明コロシアム
◎主催/(株)FEG、(株)リアルエンターテインメント
◎チケット料金/全席指定・消費税込
・VIP(ビップ)=100,000円【特典:専用入場ゲート・グッズ付】
・RRS(ロイヤルリングサイド)=22,000円
・スタンドS=10,000円
・スタンドA=5,000円
(※1歳より入場券が必要です)
◎チケット発売中!!
◎チケット発売所/
・DREAM webサイト(http://www.dreamofficial.com/)
・DREAM携帯サイト(iモード Yahoo!ケータイ EZweb)
・イープラス(http://eplus.jp/battle/) ※パソコン&携帯
・チケットぴあ(電話0570-02-9999 <Pコード=594-790>)
・ローソンチケット(電話0570-084-003 <Lコード=38170>)
・CNプレイガイド(電話0570-08-9999)
・レッスル池袋店(電話03-3989-0056)(http://www.wrestle.jp/)
・書泉ブックマート(電話03-3294-0011)(http://www.shosen.co.jp/)
・フィットネスショップ格闘技(電話03-3265-4646)(http://www.fs-kakuto.com/)
・チケット&トラベルT-1(電話03-5275-2778)(http://www.t-1.jp/tk/)
・後楽園ホール(電話03-5800-9999)(http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/)
・公武堂(電話052-241-2511)(http://www.koubudo.co.jp/)
・バトルロイヤル(電話03-3556-3223)(http://www.battleroyal.jp/)
・Laughter7(電話03-6807-1770)(http://www.laughter7.com/)
・新日本プロモーション(http://www.shinnichi-pro.co.jp/)
◎お問合わせ/DREAM事務局03—5775—5065
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