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2012年12月31日

『DREAM.18＆GLORY4』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメントPart.4

熱戦が続く『GSI presents DREAM.18＆GLARY 4 ～大晦日 SPECIAL 2012～』（さいたまスーパーアリーナ）。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。

■マールス・クーネンのコメント「私にとって日本は好きだという次元じゃなくて人生を変える意味があったんです」

クーネン　DREAMで1年の最後に闘えて光栄に思っています。ヒザが痛いんですけど、勝つことができてハッピーです。また日本に戻って来られて嬉しく思います。

──マクスローの印象は？

クーネン　彼女がいいファイターだというのは知っていますし、オーストラリアでも大きチャンピオンシップで勝っています。スタンディングで進めていきたかったんですけど、十字固めで勝ちました。パンチのハンドリングは良かったですよ。キックでいためつけたんですけど、諦めずにキックしてきましたし、いずれにしろいいファイターだったと思います。

──日本で闘うのは久しぶりですけど、女子格闘技のパイオニアとしてさいたまスーパーアリーナという大舞台にたどり着いたのはどういうご気分ですか？

クーネン　私がファイターとしてのキャリアを始めたのは日本で、学生の時にやってきてアマチュアで闘いました。確か19歳だったと思います。また日本から一度去って、戻ってきてチャンピオンになりました。多くのファイターが日本のことを好きだと言っていますけど、私にとっては好きだという次元じゃなくて人生を変える意味があったんです。日本というタトゥーも入れていますし、昨年はDREAMにゲストとして来ましたけど、今年は大きなショーで闘えたことは言葉にできない程の感動です。

──日本のファイターとも闘ってみたいですか？

クーネン　もちろん闘ってみたいです。名前は忘れましたが、一番最初に勝ったのも日本女性でしたし、リミックスの時も日本女性と闘いましたし、その人とは小柄なのに非常にタフな試合をしたのを憶えています。日本のファイターが素晴らしいのは国のために闘っているところと決して諦めることがないことだと思っています。

──世界中のファンにメッセージを。

クーネン　日本に戻って来られて嬉しく思っています。ファンがFacebookやTwitterでフォローしてくれるのも嬉しいです。良いお年をお迎えください。来年は試合の数を増やしたいし、より良いものにしていきたいと思っています。GLORYは素晴らしいファイターが揃っています。私もすぐに会場に戻って試合を観たいと思っています。


■ジョージ・カラカニヤンのコメント「本当に尊敬している高谷選手と写真を撮りたいなと思っています」

カラカニヤン　今回、このような素晴らしい試合で勝てたことを嬉しく思います。大晦日の大きなショーの一端を担えたことを嬉しく思いますし、高谷選手のようなレジェンドと言える選手と闘えたことを嬉しく思います。今回は私が勝ったわけですけど、グレートなファイターだと思っています。一つ言うとしたら、自分でフィニッシュできなかたので、がっかりしています。

──高谷選手に勝てた要因は？　それとフィニッシュできなかった要因は？

カラカニヤン　45パウンダーとしては自分のほうが大きくてより強いのが勝てた要因です。それと高谷選手のゲームにしなかったことです。第2ラウンドは目をやらえて見えなくなったんですけど、そこがまだ弱いところのかなと思っています。テイクダウンできなかったのは高谷選手が凄い選手だからです。この階級の選手とほとんど対戦しているような凄い選手ですので、逆に自分でフィニッシュできなかったのも良かったのかなと思っています。自分に弱いところがあって、次はそこを向上させて臨めますから。

──闘う前とあとの印象の違いは？

カラカニヤン　試合の前というのはレジェンドということしかわからなかったんですね。ただ、対戦相手の中に自分が知っている人がいるんですけど、彼との試合のあとMMAをやめなければならなくなったという人もいるんです。それでもリスペクトしているし、凄いファイターだと思っています。日本のファイターはそれぞれ敬意を持って試合をしているし、日本の人たちはリスペクトを持って接してくれる。初めて来た私にもいい扱いをしてくれました。あとは本当に尊敬している高谷選手と写真を撮りたいなと思っています。


■KOICHIのコメント「最後パンチが見えなくて気付いたら倒れていた」

KOICHI　最後パンチが見えなくて気付いたら倒れていたんですけど、もうちょっと練習通り、出せたらなと思いました。まあ、練習通り出なかったと思います。

──試合の展開は？

KOICHI　なんとなく憶えていますけど、警戒し過ぎたなというのもありますし。警戒し過ぎました。

──手応えは？

KOICHI　いやぁ、もうちょっと距離を詰められる部分があればもっといけたと思いました。ちょっと離れすぎたというか。

──想像していたバンナ選手と実際のバンナ選手で違いはありました？

KOICHI　パンチが凄く強いイメージがあったんですけど、試合前にニコラス選手が「黒人のエメカのほうが強いよ」と言っていたので、実際に試合をしてみて「あーッ」と言う感じです（笑）。