HEIWA DREAM.5 ライト級グランプリ 2008 決勝戦
試合前
ウェルター級ワンマッチ。柔道、ブラジリアン柔術黒帯で培った寝技を主武器に国内外で活躍をする弘中と、和術慧舟會が自信を持って送り込んできた期待の新鋭・宮澤。どちらもDREAM初参戦で、ファンにその存在感を大いに知らしめたいところだ。
宮澤は『あしたのジョー』の曲で入場。続いて弘中は非常にリラックスした表情で登場をはたした。
試合結果詳細
1R、弘中のパンチによるけん制から組みついた両者、序盤は静かな立ち上がり。弘中が叩きつけるように宮澤をテイクダウンさせると、コーナーに押し込み上からパウンドを放っていく。だがここは膠着ブレイクで、スタンドでの再開。このスタンドでの打撃戦で、お互い決定打に欠けながら、弘中は鼻血、宮澤は左目尻から出血。宮澤は時折ローやハイを繰り出すが、弘中はあくまでパンチで倒すかまえ。弘中の右ストレートがヒットし、宮澤の出血が激しくなったため、レフェリーはタイムストップ。ここで両者にドクターチェックが入る。宮澤の試合続行不可能と判断したドクターが試合をストップ。弘中はTKO勝ちをおさめた。花道を引き上げる弘中は、ファンに向かって「すいませーん！ 次！ 次はキッチリ！」と苦笑いを浮かべながら頭を下げた。
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