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2008年5月10日

エリートXCの主力選手が続々DREAM参戦へ!
DREAMとプロエリート社が協力関係を強化!!

5月10日(土)、都内・ホテル イースト21にて行われた5・11『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)の直前記者会見で、DREAMがアメリカの総合格闘技イベント、エリートXCとの協力関係を強化したことが発表された。

新たな夢が実現に! この日行われた『DREAM.3』直前記者会見の冒頭、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーと共に、DREAMを主催するFEGの谷川貞治代表、アメリカの総合格闘技イベント、エリートXCを主催するプロエリート社のウィリアム・ケリーCOO、同社イベント部門担当者のTJ・トンプソン氏が登壇。DREAMとエリートXCが協力関係を強化したことを明かした。

笹原EPは、この協力関係強化について、「DREAMというイベントを日本だけでなく世界に発信していく中で、プロエリート社さんからもご協力をいただきながら、まずは選手の交流をやっていければと思っています。今回、その話し合いが非常に順調にできました」と説明。「DREAMが熱のある、世界に向けた求心力のあるリングになっていくのではと期待しています。プロエリート社さん以外ではM-1さんなど友好な関係の海外の団体がありますが、そことも当然いい関係を築きつつ、この舞台を世界に向けて広げていければと思っています」とDREAMのさらなる可能性に目を輝かせていた。

昨年よりプロエリート社と友好関係を築いてきたFEGの谷川代表も、「昨年、FEGは『Dynamite!! USA』というイベントをロサンゼルスのオリンピックコロシアムで大々的にやりまして、MMAの本場であるアメリカへの進出を考えたんですけど、その後、大連立で格闘技界の流れが大きく変わりまして、今年はDREAMで日本の総合格闘技界の熱をもう一度取り戻すというのが急務であり、その地盤固めをしていかなければいけないんですが、昨年から続いているFEGとプロエリートさんとの関係を今回さらに強固にしまして、選手の派遣となりました。今回ニック・ディアス選手が出ていただいているんですけど、今後DREAMの選手もエリートXCに上がったり、いい交流が始まると思います」と語り、DREAMとエリートXCの選手交流に期待のコメント。そして、「将来的にはアメリカでもイベントをやっていきたいと思います。より深い関係を今後ともプロエリートさんとさせていただき、DREAMがどんどん世界に広がっていければなと思っています」と、いずれはDREAMアメリカ大会を開催したい意向を示した。

プロエリート社の最高執行責任者のウィリアム・ケリー氏は、「プロエリートが、FEGさん、DREAMさんと協力できることを嬉しく思います。昨年より続いておりますFEGさんとの関係をさらに続けて、そして影響を高めていきたいと思います。昨年よりエリートXCは非常に大きな進捗を遂げてきました。その進捗は、昨年はFEGの皆さん、今年はDREAMの皆さんのご協力を得て、達成してしつつあります。その進捗の中には、選手・レフェリーの交流があります。また、アメリカ、イギリス、韓国での、DREAMとの共同プロモーションも念頭に置いています」と共同開催も視野に入れていることを明言。そして、「アメリカで将来、DREAMをどのようにプロモートしていくかについて、私たちはアメリカで強いプロモーション力を持っております。私どもの大会を放送するCBSはパートナーであり、投資家でもあります。それからショータイムとも強いネットワークを持っています。この強いネットワークを生かして、共同プロモーションに基づいた、DREAMのアメリカでのテレビ放送も叶うと思います」と、DREAMのアメリカでのテレビ放送進出の可能性についても言及した。

また、TJ・トンプソン氏は、「DREAMというのは私にとってもまさに夢の一つです。私の夢とは、リングの中では優れた選手が試合をして、リングの外では各団体が協力し合うということです」と挨拶。そして、「プロエリートのライブイベントの代表として、そしてなによりも一人の格闘技ファンとして、非常にワクワクしています。私が一番見たいのは、日本の優れた強い選手と、エリートXCの選手が闘うことです。エリートXCにはキンボ・スライス、ジェイク・シールズ、ロビー・ローラーなどの選手たちがいます」と、具体的にエリートXCの主力選手の名前を挙げ、DREAMとの選手交流に夢を膨らませていた。

以下、記者会見終了後に行われた笹原EPの囲み取材での、プロエリート社との協力関係強化に関するコメント。

【笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーのコメント】
笹原 エリートXCに出ている選手がDREAMに上がる、DREAMに出ている選手がエリートXCに上がるというところから、当然友好関係じゃないとそれすらもできませんから、今回改めて、交流を積極的にやっていきましょうという話ができましたので発表させていただきました。今回、ジェイソン・“メイヘム”・ミラー選手、ニック・ディアス選手は、彼らの協力があったからこそ実現しました。
――年内のプロエリート社の大会にDREAMから選手を派遣するということもありえるのでしょうか?
笹原 当然ありえます。プロエリート社さんは、アメリカの中では放送関係がすごくいい団体ですから、そういうところで闘えるというのは、日本人選手にとってもチャンスだと思います。海外志向の強い選手もいますので、ドンドン出していきたいと思います。
――プロエリート社から具体的にこの選手をエリートXCに出したいというリクエストはありましたか?
笹原 具体的な名前はまだ挙がっていないんですけど、今回、先程紹介したお二人は明日ライブでDREAMを見ていただくんですけど、見ていただければ、「アイツがほしい! コイツがほしい!」と言っていただけると思います。
――先程トンプソン氏から、キンボ選手とかシールズ選手という名前が挙がりました。
笹原 日本でぜひ紹介したいですね! まだ日本の中では知る人ぞ知る存在だと思いますので、そういう選手をDREAMで紹介していきたいです。