ホーム>

ニュース


2011年5月30日

FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.7

熱戦が続いたFIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』(さいたまスーパーアリーナ)。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。
動画で見る

■大沢ケンジ「世界で闘うという意味では3位に入らないといけない」

──試合を終えて現在の心境は?
大沢 一日2試合はきついなという感じですかね。
──今成戦のゲームプランは?
大沢 今成さんは、試合前というか、1回戦をやる前の段階で蹴っていこうと思ったんですけど、大塚君とやったときに左足首を結構痛めて蹴れない感じだったので、パンチでいこうっていうだけでしたね。
──足関節を取られたのはどこに原因があると思われますか?
大沢 集中力がなかったっていうことだと思います。僕の中では大塚君との試合しか考えてなかったので。今回出た選手のなかで僕は大塚君のことを一番評価していたので、大塚君に勝てば、この階級のてっぺんに一番近いところに行けると思っていたので。大塚戦が終わったときに気持ちが続かなかったですね。
──3位決定戦に向けては?
大沢 大塚君に勝って、世界で闘うという意味では3位に入らないといけないので、必ず勝ちに。ただ、ずっと僕も勝ちに徹していて判定が続いているので、結果だけじゃなくて内容を見ても「この人は強いな」と思われるような試合をしたいと思います。



■笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーの総括

笹原 約半年ぶりのDREAM、『Dynamite!!』から数えて半年ぶりのDREAMだったんですけど、ひとまず無事に終えてホッとしています。まあ、当たり前なんですが、いろんな反省点もあったので、改めて生の興行は難しいなと実感しているところです。カードについては一夜明けの会見で思ったところを話させていただければと思います。今回は『FIGHT FOR JAPAN』ということで、3月11日の大震災を受けて被災された方々に対して、元気を届けられればと思いやったんですが、それが本当に届いたかどうかはわからないんですけど、見ていただいた方が「格闘技は面白いな」と思っていただければ幸いです、今回だけはなく、そういうテーマで日本の格闘技の面白さや、そこから発することのできる勇気や夢を届けていければと思います。一つ、前田吉朗選手ですが、実は試合前の練習、リングチェックで腰を痛めたみたいで、最初、開会式の時に大事をとって休んでいたと。試合開始になって、本人もセコンドも大丈夫ということで試合をしたんですが、最終的にはセコンドが無理だということでタオルを投げたということです。試合後には病院に行って、深刻なケガではないそうですが、いわゆるぎっくり腰。明日には正確な診断名を発表できると思います。万全な状態なら良かったんですが、そういった運も含めて実力だと思いますので、そこにめげることなく、一から出直すしかないのかなと思います。今成選手は素晴らしい形で決勝に進んだので、ひとまずおめでとうと言いたいですね。決勝戦に向けて練習、精進していただければと思います。
──簡素な照明と演出でしたが、熱のある大会だったと思います。手応えはいかがでしたか?
笹原 枚数まではお伝えできないんですが、当日券が思った以上に売れまして、やっぱり日本の格闘技を待っている方はたくさんいるんだなというのを感じました。あとはやっぱり、そこで闘う選手ですよね。選手たちに対してもボクらは闘う場を提供して、作らなきゃいけないし、ファンのためにも作らなきゃいけないし、熱が届けられたかどうかはお客さんが判断することですからわからないですけど、改めてそういう使命感を感じました。