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2011年5月30日

激闘を制した7選手がコメント!!
『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』一夜明け会見

5月30日(月)、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、前日に開催されたFIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』(さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が開かれた。会見には笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーと、昨日勝利を収めた一部選手が登壇。一夜明けての感想と、次なる闘いに向けての抱負を語った。
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まずは笹原EPが昨日の大会を振り返り「昨日は久しぶりの大会ということで至らないところもたくさんあったと思いますが、選手の皆さんは本当に持てる力を出して、頑張っていただけたんじゃないかと思います。今日を終えて、次の大会に向けて頑張っていきます」とコメント。そして、昨日行われた試合では、青木真也と菊野克紀以外、すべて年上の選手が勝利していることに触れ、「宇野選手の試合がまさにそうだったんですけど、昨日は若い選手たちを簡単には乗り越えさせない上の世代の意地が爆発した大会だったので、次の7月は若い世代の選手たちにもっと奮起してもらいたいなと思います。そういう選手を7月に上げたいです」と語り、次大会7・16FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』(有明コロシアム)での若手選手たちの奮起に期待していた。

昨日行われたバンタム級日本トーナメント1回戦、準決勝の2試合に勝利し、次大会で行われる決勝戦へと駒を進めた所英男と今成正和は、「昨日勝って、今日ここにいることを嬉しく思います。7月は今成さん、憧れの大先輩なので、思いっきり行きたいと思います」(所)、「7月は所さんと試合なので、より密度の濃い練習をして、臨みたいと思います」(今成)と決勝戦に向けての抱負。昨日の互いの試合を見た感想については、「大沢さんから一本取って凄いなと思いました」(所)、「面白いなと思いました」(今成)と語っていた。

以下、一夜明け会見に登壇した選手のコメント。

■菊野克紀
「昨日は自分のやりたいことを挑戦したんですけども、それがうまくできなくて、悔しい思いをしました。自分はチャンピオンの青木選手に勝つために、世界の強豪たちに勝つために、目指しているものがあります。その過程として昨日の結果だったんですけど、絶対にその先にはあると信じているので、これからますます頑張ります。7月もできれば試合をしたいと思っています。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)自分の新しいスタイルについてみんなから突っ込まれました。『何をやりたかったの?』とか『なんで蹴りを出さなかったの?』とかいろいろ突っ込まれたんですけど、『信じて待っていてください』と伝えました。(昨日、青木選手から主催者側に対して『もっと強い選手を呼んできてほしい』という発言と、ファンに対して『俺もいつか行くから』という意味深な発言があったのですが、その言葉を聞いて、同じ階級で青木選手との対戦を目指す菊野選手はどう感じましたか?)昨日の内容では何も言えないんですけど、でも、絶対に届くと自分は信じてやっているので、いつか必ず捕まえたいです」

■宇野薫
「一夜明けて、勝てたことにほっとしたというか、安心しました。まだ次の試合というのは考えられないんですけど、とにかく勝ったことによってまた次の試合ができるので、格闘技を続けられると思っていますので、少し休んでまた練習を始めたいと思います。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)『いい試合だった』ということを言われました。自分は夢中で集中してやっていたので、あまり内容的なことは憶えていなくて、あっという間に終わっちゃった感じだったんですけど、応援しに来てくれたみんなにそう言われたので、嬉しかったです。(昨日、リオン選手が試合後に『次は宇野選手と闘いたい』と言っていたのですが?)正直、そのように言ってくれるのは凄く嬉しいんですけど、今すぐどうこうというのは僕が決めることではないと思いますので、まあ、『検討します』と(笑)。(ちなみにリオン選手にはどんな印象を持っていますか?)強いです。練習も何回かやっていますし、昨日勝ったときも思いましたけど、強い選手です」

■大沢ケンジ
「顔が凄く腫れていて、アゴも腫れていて、誤解のないように言っておきたいんですけど、口に何かを入れて喋っているわけではありません(笑)。とりあえず明日は……あっ、明日じゃないや昨日だ(笑)。(笹原EPから『大丈夫ですか?』との声)昨日のダメージです(笑)。昨日はとりあえず一回勝てて首の皮一枚繋げることができたのでよかったです。7月に向けていい調整をしたいと思います。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)ウチの奥さんに言われたんですけど、僕は大塚君との試合は結構満足できた試合だったんですけど、『全然面白くなかった』って言われました。『宇野さんの試合が面白かった』と言っていました(笑)」

■今成正和
「7月は所さんと試合なので、より密度の濃い練習をして、臨みたいと思います。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)『よかったね』って言われました。(昨日の所選手の試合はご覧になりましたか?)見ました。面白いなと思いました。(今成選手から見て、ZST時代の所選手はどういう存在だったのかというのと、今現在の所選手はどう映っているのかを教えてください)ZSTのときは『所くん』ですね。で、それ以降は『所さん』です」

■所英男
「昨日勝って、今日ここにいることを嬉しく思います。7月は今成さん、憧れの大先輩なので、思いっきり行きたいと思います。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)みんなに『勝ってよかったね。決勝も頑張って』と言われました。(昨日の今成選手の試合はご覧になりましたか?)試合直後だったので途中から見たんですけど、大沢さんから一本取って凄いなと思いました」

■青木真也
「お疲れさまでした。以上です。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)北岡悟から一言『お疲れさま』と言われました」

■リオン武
「無事にKO勝ちすることができました。次もKO勝ちして、みんなが元気になれるような試合をしていきたいです。(周囲の方達に勝利を報告したときの反応は?)去年2連敗して、みんな気持ちが落ちていたんですけど、前回の(修斗での)土屋大喜戦と今回、2回連続KOだったので凄く喜んでくれました。『やっと本領発揮してきたな』と。(上記の宇野選手のコメントを聞いていかがですか?)『宇野選手らしいな』と。宇野選手とやったら面白いかなというか、お客さんも喜ぶと思うし、お互い勝った者同士、分かりやすいかなと思うんですけど、基本的には組まれた相手とやります」