- 2011年8月4日
「レベルが違う。格の違いを見せつけたい」
川尻達也がDREAMフェザー級戦士に対し辛辣コメント!!- 8月4日(木)、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、9・24FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード、【フェザー級ワンマッチ】川尻達也vsヨアキム・ハンセンの1試合が発表。会見には川尻、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが出席した。
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川尻達也がフェザー級転向!! これまで闘ってきたライト級(−70キロ)から一階級落とし、フェザー級(−65キロ)で闘っていくことを決意した。会見の冒頭、川尻はフェザー級転向の理由について、「今回、新しい挑戦として、一階級落としてフェザー級で闘うことを決めました。別に急に決めたわけではなくて、何年も前から『もしかしたら自分の適正体重はフェザー級なんじゃないかな?』という思いはありました。そして4月に(ギルバート・)メレンデスに負けて、より1ミリでも自分が強くなる可能性を拡げるために、フェザー級に落としてみようと決心しました。簡単な決断ではなかったんですけど、普段80キロオーバーでいて練習をするより、普段から節制して75〜76キロをキープして練習したほうが、体調もコンディションもいいので常に質の高い練習もできる。そして75〜76キロでいるのであったら、フェザー級で闘うことも可能なんじゃないかなと。いろんな要因がありましたけど、その一つとしてそういう気持ちもありました」と説明。そして、DREAMフェザー級での闘いに「フェザー級はDREAMにもたくさん選手がいますけど、正直、ライト級で通用しなくなった選手が活躍している階級だと思う。自分はライト級でもそれなりの結果を残してきた自負があるので、レベルが違うと思うので、相手が誰であろうと圧倒的にぶっ倒して、格の違いを見せつけようかなと思っています」と強い自信を見せていた。
「身長もそうですし、元々格闘技を始めたときは体重は60キロしかなかったので、骨格的にも65キロなんじゃないかなと思っていました。初めてそう思ったのも、9年くらい前です」と以前からフェザー級での闘いを視野に入れていたという川尻は、「去年の4月に血を採ったり自分の体を調べて、フィジカルトレーニングをいろいろ考えながらやってきた中で、やっぱり80キロオーバーの体重だと質の高い練習ができないなと思って、そこからですね、本格的にフェザー級を意識し始めたのは」と昨年の4月以降から本格的に転向を考え始めたという。「練習や試合の中でライト級ファイターとのフィジカルの差を感じたこと? まったくないです。身長高いなとかリーチ長いなと思うことはありましたけど、70キロでも全然、フィジカル負けした感じはなかったです」とライト級ファイターとのフィジカルの差に転向の理由があるのではなく、「ぶっちゃけ、70で青木真也と闘うのと65で日沖発と闘うの、どっちが大変かってどっちも大変なのは分かっているし、階級を落としたからと言って強くなるわけじゃないんですけど、自分の中でやっぱり世界最強を目指したいし、1ミリでも強くなる可能性のある道を進んでいきたい。80キロオーバーで練習していたときよりも、75〜76キロで練習したほうが調子いいんですよね。疲れが残りづらいし、集中力が続くし、質の高い練習ができて、コンディションもいい。前回の試合(『DREAM JAPAN GP FINAL』ドリュー・フィケット戦)のときも75〜76キロをキープしながら練習していたんですけど、コンディションはよかったです。残りの格闘技人生、長くはないので、後悔のない格闘技人生にしたいなという思いが強くなったら、普段からベストコンディションでいるのがいいかなと思いました」とあくまで世界一を目指す上での最良の道と選んでの決断であることを強調した。
しかし、フェザー級転向の決断は「ずっとライト級で闘ってきたし、ライト級を盛り上げてきたという自負もあるし、65キロに落とすのもそんな簡単なものではないだろうなとも思う。周りで(フェザー級転向に)賛成してくれた人もいるし、『ライト級のほうがいいんじゃないか?』という人もいて、そんな中、本当に悩みました」と簡単なことではなかったと告白。大きな減量に直面することも含め、階級転向に「不安はあります」と語るが、「でも、不安があるといったら、格闘技の道を選んだ時点で不安はたくさんありましたからね。不安があるからといって立ち止まるわけにはいきません」と前向きな姿勢を見せていた。
そのフェザー級転向第一戦目の相手は、やはり昨年フェザー級に転向し現在3連勝中のヨアキム・ハンセン。川尻とハンセンは06年2月のプロ修斗・代々木第二体育館大会で対戦し、そのときはハンセンがローブローにより反則負けを喫している。ハンセンとのリマッチに臨むこととなった川尻は、「お互いDREAMライト級で闘っていたときは、いつか闘うこともあるだろうなと思っていたんですけど、まさかフェザー級で闘うことになるとは思っていませんでした。(フェザー級転向の)最初の頃はしっくりきていないのかなという感じだったんですけど、最近は馴染んできて、石田君との試合のときもいい動きをしていましたよね」とハンセンを評価。「前回、久々にTKOで勝って気持ちよかったですし、周りの反応も違うんですよね。昨日、B-DASH(川尻の入場曲である『Water Pow』の演者)のGONGONさんと会ったんですけど、去年の青木戦とかも見にきてもらっていたんですけど、この前の試合を見て『初めて格闘技が面白いと思った』と言っていて(笑)、やっぱり判定じゃ面白くないんだなと。今回もKOで終わらせたいと思います」とKO勝利を誓っていた。
会見の冒頭でDREAMフェザー級ファイターたちに対して「ライト級で通用しなくなった選手が活躍している階級」と辛辣な言葉を放った川尻は、「やっぱりレベルが違うんじゃないかなと思いますけどね。それを実証したいです。このへんで躓いていたら『世界』なんて言えないと思うので、しっかり格の差を見せて勝っていきたいと思います」と改めて自信のコメント。現DREAMフェザー級チャンピオンの高谷裕之とは練習をともにすることも多い盟友だが、「正直、DREAMのベルトを獲ったからといって世界一になったということではないと思っているので、ベルトがすべてではないと思っていますけど、自分の目指すところを目指すためにその闘いが必要であれば全然、闘うことは構わないです」と対戦も辞さない姿勢を示していた。
現在のDREAMフェザー級は、チャンピオンの高谷裕之を頂点に宮田和幸、宇野薫、リオン武、石田光洋、西浦“ウィッキー”聡生などの強豪が続く、DREAMでも最激戦区の一つ。今回の川尻のフェザー級転向を受け、笹原EPは「DREAMフェザー級はたくさん強い選手がいるので、魅力的なマッチメイクが組める。次は、川尻vsヨアキム、宇野vsリオンの勝った同士でやるのか? それともそこに宮田選手が絡んでいくのか? これからフェザー級はさらに熱くなっていくと思います」とフェザー級戦線のさらなる激化を予告していた。
以下、DREAMに寄せられたハンセンからのメッセージ。
■ヨアキム・ハンセンからのメッセージ
「また今までのように、日本へ試合をしに行くことができることを楽しみにしています。DREAMとは複数試合の契約を更新したので、またしばらく日本で試合をすることができます。川尻選手との試合、この試合はとてもタフな試合になるでしょう。ファンが興奮してもらえるような素晴らしい試合にするためにしっかり準備したいと思っています。皆の力で日本のMMAを盛り上げていきましょう。それから、Immortalの『All Shal』という新しいアルバムをぜひチェックして、買ってみてください」
【FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』決定対戦カード】
■DREAMフェザー級(−65キロ)ワンマッチ(5分3R)
川尻達也(日本/T-BLOOD)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)
【FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』既報対戦カード】
■DREAMライト級(−70キロ)ワンマッチ(5分3R)
青木真也(日本/パラエストラ東京/Evolve MMA)vsロブ・マックロー(アメリカ/チーム・オーヤマ)
■DREAMライト級(−70キロ)ワンマッチ(5分3R)
北岡悟(日本/LOTUS)vsヴィラミー・シケリム(ブラジル/ノヴァウニオン)
■DREAMフェザー級(−65キロ)ワンマッチ(5分3R)
宇野薫(日本/UCS)vsリオン武(日本/シューティングジム横浜)
★★★9・24『DREAM.17』チケット一斉発売は8月7日(日)午前10時から!!★★★
FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』
◎日時/2011年9月24日(土)開場15:00 開始16:00(予定)
◎場所/さいたまスーパーアリーナ
◎主催/(株)FEG、(株)リアルエンターテインメント
◎協力/さいたまスーパーアリーナ
◎チケット料金/全席指定・消費税込
・VIP(ビップ)=100,000円【特典:専用入場ゲート・グッズ付】
・RRS(ロイヤルリングサイド)=22,000円
・スタンドS=10,000円
・スタンドA=5,000円
(※1歳より入場券が必要です)
◎チケット発売スケジュール/
・一斉発売/8月7日(日)10:00〜
◎チケット発売所/
・DREAM webサイト(http://www.dreamofficial.com/)
・DREAM携帯サイト(iモード Yahoo!ケータイ EZweb)
・イープラス(http://eplus.jp/battle/) ※パソコン&携帯
・チケットぴあ(電話0570-02-9999 <Pコード=594-790>)
・ローソンチケット(電話0570-084-003 <Lコード=38170>)
・CNプレイガイド(電話0570-08-9999)
・レッスル池袋店(電話03-3989-0056)(http://www.wrestle.jp/)
・書泉ブックマート(電話03-3294-0011)(http://www.shosen.co.jp/)
・フィットネスショップ格闘技(電話03-3265-4646)(http://www.fs-kakuto.com/)
・チケット&トラベルT-1(電話03-5275-2778)(http://www.t-1.jp/tk/)
・後楽園ホール(電話03-5800-9999)(http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/)
・さいたまスーパーアリーナ(電話048-600-3027)(http://www.saitama-arena.co.jp/)
・公武堂(電話052-241-2511)(http://www.koubudo.co.jp/)
・バトルロイヤル(電話03-3556-3223)(http://www.battleroyal.jp/)
・Laughter7(電話03-6807-1770)(http://www.laughter7.com/)
・新日本プロモーション(http://www.shinnichi-pro.co.jp/)
◎お問合わせ/DREAM事務局03—5775—5065
★★★スカパー!では『DREAM.17』をPPV完全生中継!!★★★
【『DREAM.17』スカパー!放送概要】
■スカパー!の「スカチャン162」で完全生中継!
①9月24日(土)16:00〜@Ch.162(初回放送)
②9月24日(土)24:00〜@Ch.173(再放送)
③9月26日(月)20:00〜@Ch.179(再放送)
④9月27日(火)20:00〜@Ch.181(再放送)
⑤9月28日(水)13:00〜@Ch.172(再放送)
⑥9月29日(木)10:00〜@Ch.181(再放送)
⑦9月30日(金)15:00〜@Ch.162(最終回)
視聴料金:3,150円/番組(税込) ※各放送の視聴に対して毎回3,150円が掛かります。
■「スカチャン195HD」(ハイビジョン)でも完全生中継!
①9月24日(土)16:00〜@Ch.195(初回放送)
②9月27日(火)20:00〜@Ch.191(再放送)
③9月29日(木)10:00〜@Ch.181(最終回)
視聴料金:3,150円/番組(税込) ※各放送の視聴に対して毎回3,150円が掛かります。
■スカパー!e2 もハイビジョン、「スカチャン804」で完全生中継!
①9月24日(土)16:00~@Ch.804(初回放送)
②9月27日(火)20:00~@Ch.801(再放送)
③9月29日(木)10:00~@Ch.801(最終回)
視聴料金:3,150円(税込) ※視聴チケットのお申し込みで3回ともご覧いただけます。
☆8/15(月)〜9/23(金)、視聴チケットの事前購入申し込みを受け付け中!
スカパー!ユーザーの方で、チューナーに電話線を接続されていない場合でも、電話やWEBから事前にPPV・PPSがお申込みいただけます。なお、チューナーに電話線を接続されている方は、放送当日でも番組購入を申し込めます。
■ケーブルテレビの「J:COM」や「エラボ」、スカパー!光でも完全生中継!
※詳しくは、8/15(月)以降にスカチャンホームページをご覧ください。
www.sukachan.com/battle/
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