ホーム>

ニュース


2011年5月6日

「『120%優勝できる』としか言いようがないですわな」
前田吉朗インタビュー

5・29 FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』(さいたまスーパーアリーナ)で開催のバンタム級日本トーナメントに出場する前田吉朗に、同トーナメントに向けての意気込みを語ってもらった。【取材日:2011年4月20日】

■「今年最初の試合がトーナメントでできるというのは、ある意味でラッキー」

──バンタム級日本トーナメントの組み合わせ抽選会が終わりましたが、まずは今の心境から聞かせてください。
前田 決まるまでは結構ドキドキしてたんすけど、もうドキドキした感じはなくなりましたね。ここからはもういつも通り、試合に向けてやるだけです。
──昨年末の『戦極 Soul of Fight』以来、約半年ぶりの試合になります。
前田 この半年間は試合もなく緊張感もない状態で、「いつまでこういう状態が続くんかな?」と思っていましたね。大会とか試合とか、このままずっと何もない状態になっちゃったらどうしようとか、あと、震災もあって世間が大変なことになっていたので、なんかできることないかなとか思ったり、なんかいろいろ考えた半年間でしたね。
──この半年間というのは長かったですか?
前田 長かったですね。でも、今年最初の試合がトーナメントでできるというのは、ある意味ではラッキーだと感じています。
──ラッキーと言いますと?
前田 勝ちさえすれば、自動的に次の試合は決まっていくわけですからね。
──なるほど。
前田 誰が相手でも負けないです。
──自信満々ですね。
前田 自信満々ですよ。「120%優勝できる」としか言いようがないですわな。
──日本トーナメントで3位以上の成績を残せば、世界トーナメントにも進めます。
前田 今年は忙しくなりますね。前半を休んだ分、やりますよ。
──前田選手にとって今回の日本トーナメントはどのような意味がありますか?
前田 言うてもうたら、早い話、世界トーナメントへの予選ですよね。燻っとる日本人選手、ええところまで行ってもなかなかそこから上に上がれん人間が集まって、誰が残れるかを決めるという。
──ということは、そこでの「負け」というのは……。
前田 うん、負けたら終わりってことですよね。これまでトーナメントとかでも、いいところで落とすクセっていうのがあったんですけど、それはもう懲りとんのでね。ワンチャンス、ワンチャンスをバッチリと決めていきたいですね。
──いい試合だけじゃダメだと。
前田 誰が呼んだか「名勝負製造器」と言われておりますが、DREAMではいい試合もしていないので、しっかり結果を残したいですね。

■「このトーナメントで一番いい試合になるんじゃないかと思います」

──トーナメント1回戦の相手は所英男選手に決まりましたが、抽選会で所選手は他に選択肢もある中、前田選手の隣に入っていきました。
前田 選ばれましたね。ナメられているんでしょう。(所が)歩き出した瞬間に「あっ、隣に来るな」と思ったんですよ。彼が「(隣に)行きますよ」みたいな顔をしたので。まあでも、「こいや」って感じです。
──所選手との一戦はどんな試合になると思いますか?
前田 いい試合にはなるでしょうね、多分。このトーナメントでの試合が全部終わって振り返ったときに、一番いい試合になるんじゃないかと思います。動きのあるいい試合になると思いますよ。
──抽選会で対戦が決まったときに、所選手について「HERO’Sに出ていた頃から目障りだった」ということをおっしゃっていました。
前田 あの頃を代表するセレブですよね。僕も彼と同じように、小さい頃は野球していて、仕事も同じ清掃員をやっていたんですけどね、同じ機械を使って。
──所選手が格闘技と並行して清掃の仕事をしているときに使っていた機械ですね。
前田 はい。じゃあ、僕と彼で違うところはどこなのと言えば、「僕のほうが強かった」と。そういう結果になるでしょうね。道場でも多くの練習生から「所との試合が見たいです」「抽選会で所の隣に行ってください」とも言われていたので、そういう意味でも対戦できてよかったと思います。
──最後に改めて、バンタム級日本トーナメントに向けての意気込みを聞かせてください。
前田 1回戦は所選手を、可哀想だけど、KOかな? KOして、それで2回戦、決勝と行って、キッチリ優勝を持っていきます。

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』対戦カード】
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第1試合
ダレン・ウエノヤマ(アメリカ/ハウフグレイシー柔術アカデミー)vs山本篤(日本/KRAZY BEE)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第2試合
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vs所英男(日本/リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第3試合
今成正和(日本/チーム・ローケン)vs藤原敬典(日本/秋本道場ジャングルジャンクション・チームZST)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント1回戦第4試合
大沢ケンジ(日本/和術慧舟會 A-3)vs大塚隆史(日本/AACC)
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント準決勝
1回戦第1試合の勝者vs1回戦第2試合の勝者
■バンタム級(-61キロ)日本トーナメント準決勝
1回戦第3試合の勝者vs1回戦第4試合の勝者
■フェザー級(-65キロ)ワンマッチ
宇野薫(日本/UCS)、西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)
■フェザー級(-65キロ)ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)
■ライト級(-70キロ)ワンマッチ
菊野克紀(日本/ALLIANCE)vs中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)

【FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』ワンマッチ参戦予定選手】
青木真也(日本/パラエストラ東京)

FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』
◎日時/2011年5月29日(日)開場15:00 開始16:00
◎場所/さいたまスーパーアリーナ
◎主催/(株)FEG、(株)リアルエンターテインメント
◎協力/さいたまスーパーアリーナ
◎チケット料金/全席指定・消費税込(※1歳より入場券が必要です)
・VIP(ビップ)=100,000円
・RRS(ロイヤルリングサイド)=22,000円
・スタンドS=10,000円
・スタンドA=5,000円
◎チケット発売スケジュール/発売中
◎チケット発売所/
・DREAM webサイト(http://www.dreamofficial.com/
・DREAM携帯サイト(iモード Yahoo!ケータイ EZweb)
・イープラス(http://eplus.jp/battle/) ※パソコン&携帯
・チケットぴあ(電話0570-02-9999 <Pコード=594-790>)
・ローソンチケット(電話0570-084-003 <Lコード=38170>)
・CNプレイガイド(電話0570-08-9999)
・レッスル池袋店(電話03-3989-0056)(http://www.wrestle.jp/
・書泉ブックマート(電話03-3294-0011)(http://www.shosen.co.jp/
・フィットネスショップ格闘技(電話03-3265-4646)(http://www.fs-kakuto.com/
・チケット&トラベルT-1(電話03-5275-2778)(http://www.t-1.jp/tk/
・後楽園ホール(電話03-5800-9999)(http://www.tokyo-dome.co.jp/hall/
・さいたまスーパーアリーナ(電話048-600-3037)(http://www.saitama-arena.co.jp/
・公武堂(電話052-241-2511)(http://www.koubudo.co.jp/
・バトルロイヤル(電話03-3556-3223)(http://www.battleroyal.jp/
・新日本プロモーション(http://www.shinnichi-pro.co.jp/
◎お問合わせ/DREAM事務局03—5775—5065