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仰天カードが電撃決定!!　スーパーハルクトーナメント王者・ミノワマンと北京五輪柔道金メダリスト・石井慧が、『DREAM.16』で激突だ!!　谷川代表によると、このカードは2日前の20日に浮上し、昨日21日の午前中に関係者と調整、同日夕方に両選手の快諾を得て、最終的にこの日の会見前に正式決定に至ったとのこと。石井の国内2戦目がDREAMとなった経緯については、向井代表が「石井選手とはSRCのほうでもう1試合、契約が残っておりました。今年に入ってからなるべく早く試合を組もうとしていたのですが、ヘビー級の参戦選手が少なくなってきたこともあって、カードを組むことが困難な状態になっていました。石井選手のほうからは『調子が良くなってきた』『海外からもオファーがある』というお話を聞いていて、10月30日に両国国技館で行われる次のSRCの大会に向けてカードを組もうと努力をしていたんですが、ちょうどそのタイミングでDREAMさんのほうからお話があり、なるべく早く試合したいという石井選手本人の希望、将来性を考えて、なんとか実現させたいと思いました。日本のMMAが少し低迷していると言われる中で、このカードをDREAMさんに実現してもらうことによって業界が活性化していけばいいなと思っています」と説明。また向井代表は石井との契約について「今まで石井選手の日本国内・アジアでの試合の優先交渉権はSRCが持ってやらせていただいていたのですが、今後は日本国内・アジアという枠を取りまして、期限を定めず、自由にどのリングにも上がっていただくことになりました。DREAMさんにも上がっていただくし、SRCにも上がっていただくという、そういう契約に書き直しました」となったことを発表した。

『DREAM.16』参戦が決定した石井は「急遽出ることになったんですけど、自分のベストを尽くして、勝ちに行きたいと思います」と意気込み。ミノワマンの印象については「ガキの時分から観ていた選手なので、憧れの選手と試合ができることを幸せに思います」と語っていた。このタイミングでオファーを受けた理由については、「試合がしたくて、いつオファーが来るのか耳をダンボにしていたんですけど、いいタイミングでお話をいただいたので『試合させてほしい』と」と説明。国内の試合は昨年大晦日以来、約10ヵ月ぶりとなるが、その間、精神面が一番成長したと告白すると、「今はメンタルトレーニングを兼ねてジャッキー・チェンの映画を毎日観ています（笑）」と笑顔を見せていた。そして、『DREAM.16』のTBS地上波放送が『秋の2大格闘技祭り！』としてプロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ亀田大毅vs坂田健史とともに放送されることについて「（亀田と）2人で試合をすることで、TBSの視聴率が1％でも上がるように頑張りたいと思います」と意欲を見せると、「25％……くらいでいいですかね？」と自身の試合の視聴率の目標を明かしていた。また、向井代表から発表された契約について質問が飛ぶと、「まずは目の前の試合を全力でやることと、K-1 GPに出られたらなと思います」とビックリ発言。このコメントを受け谷川代表は「バダ・ハリの代わりにオファーします（笑）」と笑顔を見せると、今後の参戦については「これを機にオファーしていきたいと思います」との姿勢を見せていた。

一方、今回のテーマを「『ミノワマン第18話“露出の巻”』」と掲げたミノワマンは、「己を剥き出しにして、心を剥き出しにして、人間を剥き出しにして、自分のすべてを剥き出しにすれば、自分の中の超人が見つけられるんじゃないかと思い“露出”にしました」と今回のテーマの意図を説明。そして、「柔道世界一の男だと思います」と石井の印象について語ると、ミノワマンのバイブル『キン肉マン』の登場キャラクターに例え「第1回超人オリンピックのときのラーメンマン」とコメント。これを聞いた石井は「自分はブロッケンJr.が好きだったので残念です」と苦笑いを浮かべていた。

これで9試合が決定した『DREAM.16』だが、笹原EPによると「もう1試合追加される可能性があります」とのこと。そのもう1試合は石井戦が浮上する前に決定していたミノワマンの相手絡みのカードで、その1試合を行うか行わないかが決定した後、試合順を決めていく意向だ。この日の会見映像はhttp://www.ustream.tv/recorded/9744804でチェックだ!!

【『DREAM.16』決定対戦カード】
■無差別級ワンマッチ
ミノワマン（日本/フリー）vs石井慧（日本/アイダッシュ）

【『DREAM.16』既報対戦カード】
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ（オランダ/チーム・ムサシ）vs水野竜也（日本/フリー）
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志（日本/LAUGHTER7）vsジェイソン“メイヘム”ミラー（アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー）
■ライト級ワンマッチ
青木真也（日本/パラエストラ東京）vsマーカス・アウレリオ（ブラジル/エリート・ミックスド・ファイターズ）
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之（日本/高谷軍団）vsチェイス・ビービ（アメリカ/HITスクワッド）
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大（日本/吉田道場）vsコール・エスコベド（アメリカ/Pacific Martial Arts）
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋（日本/T-BLOOD）vs西浦“ウィッキー”聡生（日本/STGY）
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸（日本/BRAVE）vsリオン武（日本/シューティングジム横浜）
■フェザー級ワンマッチ
所英男（日本/チームZST）vsヨアキム・ハンセン（ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA）

関連選手：

青木　真也、アリスター・オーフレイム、アンディ・オロゴン、アントニオ・バヌエロス、アンドリュース・ナカハラ、池本　誠知、石井　慧、石田　光洋、泉　浩、今成　正和、ヴィラミー・シケリム、宇野　薫、エイブル・カラム、エディ・アルバレス、エメリヤーエンコ・ヒョードル、大沢　ケンジ、大塚　隆史、大山　峻護、小見川　道大、川口　雄介、川尻　達也、菊野　克紀、北岡　悟、京太郎、KJ・ヌーン、ゲガール・ムサシ、コール・エスコベド、桜井“マッハ”速人、桜庭　和志、柴田　勝頼、昇侍、白井　祐矢、ジェイソン・ハイ、ジェイソン“メイヘム”ミラー、ジェラルド・ハリス、ジェロム・レ・バンナ、ジェームス・トンプソン、ジョシュ・トムソン、鈴川　真一、高谷　裕之、ダレン・ウエノヤマ、チェイス・ビービ、長南　亮、所　英男、トレヴァー・プラングリー、ドリュー・フィケット、中村　和裕、中村　大介、中村　優作、長島☆自演乙☆雄一郎、西浦“ウィッキー”聡生、バル・ハーン、パーキー、廣田　瑞人、ビビアーノ・フェルナンデス、藤原　敬典、古木　克明、ブルーノ・カルバーリョ、ホドルフォ・マルケス・ディニス、ボブ・サップ、前田　吉朗、松本　晃市郎、マリウス・ザロムスキー、マーカス・アウレリオ、水野　竜也、光岡　映二、ミノワマン、宮田　和幸、山崎　剛、大和　哲也、山本　篤、ヤン・カブラル、ユサップ・サーデュラエフ、ヨアキム・ハンセン、リオン　武、ロブ・マックロー、渡辺　一久

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