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■「そんなに変わらないんじゃないかなと思います、宇宙目線で言えば」

──今回の試合のテーマ『ミノワマン第18話“露出の巻”』の意図を教えてください。
ミノワマン　露出というのは“むき出し”という意味で、己、魂、人間をむき出しにして、とにかくすべてのものを露出させれば超人に近づく一歩になるのではないか、自分ではない自分を見せられるんじゃないかということで、露出をテーマにしました。とにかく露出させて、超人追求に対して何かが見えればと思います。対戦相手が誰であろうとこのテーマに決めていました。
──その対戦相手は石井慧選手です。
ミノワマン　急激に決まりましたので、ビックリというか、もう一回イメージを仕切り直して、焦らず相手をどう倒すかをこれから考えていきたいと思います。大事なことは、自分のリズムを崩さないこと、自分らしさを出すことだと思います。
──石井選手に対して思い描いていたイメージというのは？
ミノワマン　柔道世界一ですね。柔道超人です。
──ミノワマン選手が今まで闘ってきた選手の中には、石井選手以上に体格の大きい選手はいましたが、それでも石井選手はミノワマン選手より階級は上、体格的に大きいです。石井選手のサイズを見て思うことはありますか？
ミノワマン　少し大きいかなとは思いますが、これまで自分が闘ってきたように、体格や身体の大きさでは強さは測れません。そんなに変わらないんじゃないかなと思います、宇宙目線で言えば。
──宇宙目線？
ミノワマン　宇宙目線で見たら、2mの人間と170cmの人間は本当に豆粒のような感じで、大きさはそんなに変わらないと思うんです。宇宙目線で見れば、体重の10kg、20kg、身長の30cm、50cmの差があろうとも変わりはない、同じ人間だと思います。宇宙目線で闘えば、大きさは関係ありません。
──ミノワマン選手にとって石井選手は刺激的な相手でしょうか？
ミノワマン　自分自身にも刺激になる対戦相手であって、お客さんもワクワクするような相手と今後も闘っていきたいのですが、今回の石井選手はそういう相手として不足はございません。
──今回の一戦は名古屋で行われます。
ミノワマン　私にとって名古屋はリベンジの空間です。いろんな意味でリベンジですね。前回の名古屋（『DREAM.8』）で柴田（勝頼）さんに負けまして、地元・名古屋ということもあり、ファンの皆様、自分自身、周りの仲間に辛い思いや、悔しい思いをさせてしまいましたので、そのリベンジと、あとはここ何年間か日本人に勝利ができていないので、名古屋で対日本人というのを克服したいですね。

■「やれるときが来たら面白いかなとは思っていました」

──石井選手は昨年大晦日『Dynamite!!』以来の日本での試合になりますが、その『Dynamite!!』での吉田秀彦戦はご覧になりましたか？
ミノワマン　観ました。短期間で総合格闘技に身体を慣れさせているというか、勉強してるなっていうのは感じましたね。
──石井選手が総合格闘家に転向したとき、「いつか試合をするかも」というような予感はありましたか？
ミノワマン　体重も近いですし、私も無差別でやってたりするので、やるときが来るかもなと思っているときもありました。
──やってみたいという気持ちはありませんでしたか？
ミノワマン　そうですね。やれるならいつかやりたいな、とは。そのときはまだスーパーハルクトーナメントの最中でしたんで、他のことはあまり考えられなかったのですが、やれるときが来たら面白いかなとは思っていました。
──石井選手を『キン肉マン』のキャラクターに例えると何になりますか？
ミノワマン　第1回超人オリンピックのラーメンマン。
──その心は？
ミノワマン　まだ正義超人っぽくない残虐ファイトをする心が残っているラーメンマンかなと。
──友情パワーで更正させると。
ミノワマン　そうですね。正義の心に改めさせたいと思っています。

【『DREAM.16』対戦カード】
■無差別級ワンマッチ
ミノワマン（日本/フリー）vs石井慧（日本/アイダッシュ）
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ（オランダ/チーム・ムサシ）vs水野竜也（日本/フリー）
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志（日本/LAUGHTER7）vsジェイソン“メイヘム”ミラー（アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー）
■ライト級ワンマッチ
青木真也（日本/パラエストラ東京）vsマーカス・アウレリオ（ブラジル/エリート・ミックスド・ファイターズ）
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之（日本/高谷軍団）vsチェイス・ビービ（アメリカ/HITスクワッド）
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大（日本/吉田道場）vsコール・エスコベド（アメリカ/Pacific Martial Arts）
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋（日本/T-BLOOD）vs西浦“ウィッキー”聡生（日本/STGY）
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸（日本/BRAVE）vsリオン武（日本/シューティングジム横浜）
■フェザー級ワンマッチ
所英男（日本/チームZST）vsヨアキム・ハンセン（ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA）

関連選手：

青木　真也、アリスター・オーフレイム、アンディ・オロゴン、アントニオ・バヌエロス、アンドリュース・ナカハラ、池本　誠知、石井　慧、石田　光洋、泉　浩、今成　正和、ヴィラミー・シケリム、宇野　薫、エイブル・カラム、エディ・アルバレス、エメリヤーエンコ・ヒョードル、大沢　ケンジ、大塚　隆史、大山　峻護、小見川　道大、川口　雄介、川尻　達也、菊野　克紀、北岡　悟、京太郎、KJ・ヌーン、ゲガール・ムサシ、コール・エスコベド、桜井“マッハ”速人、桜庭　和志、柴田　勝頼、昇侍、白井　祐矢、ジェイソン・ハイ、ジェイソン“メイヘム”ミラー、ジェラルド・ハリス、ジェロム・レ・バンナ、ジェームス・トンプソン、ジョシュ・トムソン、鈴川　真一、高谷　裕之、ダレン・ウエノヤマ、チェイス・ビービ、長南　亮、所　英男、トレヴァー・プラングリー、ドリュー・フィケット、中村　和裕、中村　大介、中村　優作、長島☆自演乙☆雄一郎、西浦“ウィッキー”聡生、バル・ハーン、パーキー、廣田　瑞人、ビビアーノ・フェルナンデス、藤原　敬典、古木　克明、ブルーノ・カルバーリョ、ホドルフォ・マルケス・ディニス、ボブ・サップ、前田　吉朗、松本　晃市郎、マリウス・ザロムスキー、マーカス・アウレリオ、水野　竜也、光岡　映二、ミノワマン、宮田　和幸、山崎　剛、大和　哲也、山本　篤、ヤン・カブラル、ユサップ・サーデュラエフ、ヨアキム・ハンセン、リオン　武、ロブ・マックロー、渡辺　一久

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