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2010年12月12日

中村大介、電光石火の飛びつき腕十字で一本勝ち!!
『DEEP51 IMPACT』試合結果

12月11日(土)、都内・ディファ有明にて、年内最後のDEEPナンバーシリーズとなる『DEEP51 IMPACT』が開催された。

第14試合にはDREAM参戦経験のある中村大介が登場。約5年ぶりのDEEP参戦となった中村は、DEEPライト級の実力者、ISEと対戦した。打撃の得意なISEに対し1Rからジャブとローで圧力を掛けた中村は、2R、組み合った際に電光石火の飛びつき腕十字を仕掛け、これが見事に極まり一本勝ち。今年に入り3連勝を飾った中村は試合後、「今日の試合は、自分の考えていた、そして田村(潔司)さんのアドバイス通りの流れになって、久しぶりの快勝で本当に嬉しいです。打撃で勝負するつもりでしたが、つい飛びついてしまいました。日本での一本勝ちも久々なので嬉しいです」と喜びのコメントを発すると、「まだまだ進化していると思いますので、さらにもっと上を目指していきたいです。DEEPには強いチャンピオンもいますし、コツコツ実績を積んで、タイトル争いに絡めるように頑張りたいと思います」とさらなる躍進に意欲を見せていた。

また、セミでは昨年のDREAMフェザーGPにエントリーした前DEEPフェザー級チャンピオン・大塚隆史が、昨年8月に今成正和の持つDEEPバンタム級王座に挑戦した堀友彦と対戦。大塚は鋭いタックルからテイクダウンを奪うと、サイド、マウントを奪うなど試合を通じグラウンドで優位に立ち、3-0の判定勝ちを収めた。

そして、メインでは現DEEPフェザーチャンピオンの松本晃市郎と、DREAM参戦経験のある元パンクラスライト級王者の昇侍がノンタイトル戦で激突。1Rは松本がテイクダウンを2度奪い、2Rは逆に昇侍がグラウンドで上のポジションを奪うなど一進一退の攻防が繰り広げられた一戦は、3R1分49秒、激しい打ち合いの中、松本が左フックを炸裂させKO勝ちを収めた。勝った松本は試合後、リング上で「日本のこの階級で自分がトップだという自信があったのですが、もう一度出直してきます」とコメント。大会後には「来年はDEEPのベルトを守って、そしてメジャーにも絶対に出ていきたいです」と来年に向けての抱負を語っていた。

【『DEEP51 IMPACT』試合結果】
■第1試合(5分2R/62kg以下)
△小林博幸(T-BLOOD)[判定1-0、ドロー]上嶋佑紀(BRAVE)△
■第2試合(5分2R/62kg以下)
○釜谷真(TEAM TOURI)[1R3分35秒、フロントチョーク]田中俊輔(大道塾吉祥寺)×
■第3試合(5分2R/65.8kg以下)
○津田勝憲(総合格闘技津田沼道場)[判定3-0]鍵山雄介(総合格闘技道場コブラ会)×
■第4試合(5分2R/70.3kg以下)
○近藤定男(BLUE DOG GYM)[判定3-0]大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)×
■第5試合(5分2R/70.3kg以下)
○川崎泰裕(R-BLOOD)[判定3-0]伊藤有起(ALLIANCE)×
■第6試合(5分2R/93kg以下)
○エンヒケ・シゲモト(ショックコンバット)[1R1分31秒、TKO]NOBUO(フリー)×
■第7試合(5分2R/77.1kg以下)
○九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)[判定2-0]悠太(ALLIANCE)×
■第8試合(5分2R/65.8kg以下)
○加藤友弥(BONDS)[1R22秒、TKO]杉内勇(Team-ROKEN)×
■第9試合(5分2R/70.3kg以下)
○岸本泰昭(総合格闘技道場コブラ会)[1R1分30秒、TKO]梅田恒介(R-BLOOD)×
■第10試合(5分2R/62kg以下)
○和田竜光(吉田道場)[2R2分23秒、TKO]沼尻健(木口道場)×
■第11試合(5分2R/83.9kg以下)
○金原弘光(リングス金原道場)[判定3-0]飛鷺輝(X-FORCE)×
■第12試合(5分2R/77.1kg以下)
○渡辺良知(AACC)[1R2分48秒、TKO]長谷川秀彦(SKアブソリュート)×
■第13試合(5分2R/無差別)
○関根“シュレック”秀樹(ブルテリアボンサイ)[2R2分38秒、TKO]誠悟(フリー)×
■第14試合(5分3R/70.3kg以下)
○中村大介(U-FILE CAMP)[2R1分54秒、腕ひしぎ十字固め]ISE(BONDS)
■第15試合(5分3R/63kg以下)
○大塚隆史(AACC)[判定3-0]堀友彦(フリー)×
■第16試合(5分3R/65.8kg以下)
○松本晃市郎(今田道場)[3R1分49秒、TKO]昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)×