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2011年8月2日

正拳突きでKOなるか!?
菊野克紀が『DEEP55』廣田瑞人戦に向け公開練習

8月2日(火)、8・26FIGHT FOR JAPAN『10th Anniversary DEEP55 IMPACT』(後楽園ホール)で廣田瑞人を挑戦者に迎え、DEEPライト級王座2度目の防衛戦に臨む菊野克紀が、都内・リバーサル格闘技ジムにて公開練習を行った。

5月の『DREAM JAPAN GP』では中村大介を相手に3-0の判定勝ちを収めた菊野。8・26『DEEP55』では廣田瑞人を挑戦者に迎え、DEEPライト級王座2度目の防衛戦を行う。この日菊野は、8・7パンクラスディファ有明大会に出場する砂辺光久ととともに練習を公開。砂辺に必殺技の三日月蹴りを伝授した後、三戦立ちからの正拳突きを披露した。

公開練習でも披露したように、最近の菊野は“突き”の練習に余念がないようで、毎日1〜2時間はその練習にあてるほど。菊野は突きの必要性について「世界一を目指すには、僕の場合、突きが必要だと思うんです。例えば、青木選手に勝つということは相当難しいことで、一緒に練習しても感じるのですが、青木選手に捕まったら負けてしまいます。ということは、組まれる前に当てる攻撃が必要なんです。青木選手は組む前に飛んで来る打撃をよけるのもうまいのですが、その前に当てなければ勝つことはできない。そういうことを考えると、突きが有効。突きは、ボクシングのパンチと比べて、基本的に体を捻らないので速いんです。体を捻らないので歩いていても打てますし、近い距離でも一発で倒せる。非常に使い勝手のいい打撃なんです」と説くと、「廣田選手はその突きを試すには格好の相手。昨年10月の帯谷(信弘)戦や5月の中村(大介)戦より確実に強くなっています。その2戦ともKOできなくて悔しい思いをしたので、今度こそ倒したいです」とKO勝利を誓っていた。

9・24FIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』(さいたまスーパーアリーナ)では初代戦極ライト級王者の北岡悟がDREAM初参戦を果たし、前大会『DREAM JAPAN GP FINAL』では光岡映二が出場するなど、激化の一途をたどっているDREAMライト級戦線。「DREAMライト級では僕が日本人三番手と言われていて、これまでは上の2人(青木真也、川尻達也)を目指してきましたけど、どんどん強い選手が入ってきているので、もう絶対に負けられません。負けたらこれまで積み上げてきたものも取られてしまうので、勝ち続けるしかない。勝ち続けてDREAMのベルトを狙いたいと思います」と語る菊野は、元SRCライト級王者の廣田を破り、その先に続くDREAMライト級トップファイターたちとの闘いに弾みをつけることはできるか!?