- 2010年9月17日
「ルールミーティングのときに手渡します」
狙いはなんだ!? 桜庭がメイヘムに札束代わりのメモ帳渡しを予告!!- 9月17日(金)、都内・Laughter7にて、9・25『DREAM.16』(日本ガイシホール)でジェイソン“メイヘム”ミラーと対戦する桜庭和志が公開練習を行った。
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公開練習開始定刻、桜庭は囲み取材用に用意された席にやおら座ると、開口一番、「公開練習ということでお集まりいただきましたが練習はしません! 練習は見せるものじゃないです。本番のために練習するんです。ありがとうございました!」と宣言。あっけにとられる報道陣をよそに囲み取材を始めた桜庭は、メイヘムの印象について「動くイメージがあります。何でもできると思います」と語ると、「こっちも何でもできるようにスタンド、グラウンド、テイクダウン、全部練習してきました」と満遍なく練習してきたことを報告。
そして、「何人か(相手候補が)挙がってきた中で、一番ピンときたのがメイヘム」と桜庭自らメイヘム戦をチョイスしたことを明かすと、その理由については「2試合しか見てないんでハッキリとは言えないんですけど、さっきも言ったように動くイメージがあるので、ガッチガチに抑え込む選手よりも動く選手のほうが見ているほうも面白いと思うんですよ。軽い体重の選手と練習すると動く選手もいますけど、(メイヘムは)ある程度体重のある選手なのでどのくらい動くのか楽しみです」と説明した。
また、DREAMチャンネルにアップされている『DREAM.16』スペシャルPVでメイヘムが「桜庭から関節技で一本を奪う世界で初めての男になるんだ」と発言していることについては、「僕、普段の練習で散々取られていますからね(笑)」と気にする様子はなし。「取られることよりも、取りたい気持ちのほうが強いので気にならないです」と、むしろ一本を取る楽しみのほうが強いことを強調していた。
入場から試合内容まで“魅せる”ことを信条としている桜庭とメイヘムが相対すれば、やはり入場にも注目が集まる。そのことについて質問が飛ぶと、桜庭は席を離れ、控え室から持ってきたのは100万円の札束を擬したメモ帳。メイヘムの入場での札束をばらまくパフォーマンスに対し「この不景気な時代にお金をばらまくなんてもったいない! これは彼に寄付します」となぜか手助けする意向を示すと、これによって動揺を誘う狙いがあるかどうかは不明だが「ルールミーティングのときに手渡します」と不気味予告していた。
さらに、メイヘムが「俺の人生は桜庭のスタイルを目指してきた人生だった」と桜庭に対しリスペクトを示していることを伝え聞くと、「ならば態度に表してほしいですね。ま〜さか、がぶってヒザを落とすなんてことはしませんよね?」とニヤリ。「これもルールミーティングのときに、『いい試合をしましょう』って言ってから、『……まさか殴らないよね?』と言います(笑)」と意地悪そうな笑みを浮かべていた。
囲み取材終了後、公開練習を行わないまでも「何か動きのある写真を撮らせてもらえませんか?」という報道陣の要望に対し、桜庭は同じLaughter7所属の柴田勝頼を呼び寄せると「組み技の基本」(桜庭)を敢行。「練習は見せるものじゃない」という言葉とは裏腹に、脇の差し合い、俵返し、腕立てを息を切らせながら行ったのだった。
試合前の行動&コメントから、入場、試合まで、両者の動向から目が離せない。“FANTASISTA闘魂伝承MATCH”のゴングまであと8日だ!!
【『DREAM.16』既報対戦カード】
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ/レッドデビル・インターナショナル)vs水野竜也(日本/フリー)
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)vsジェイソン“メイヘム”ミラー(アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー)
■ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)vsマーカス・アウレリオ(ブラジル/アメリカン・トップチーム)
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之(日本/高谷軍団)vsチェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大(日本/吉田道場)vsコール・エスコベド(アメリカ/Pacific Martial Arts)
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vs西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/BRAVE)vsリオン武(日本/シューティングジム横浜)
■フェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
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