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2010年9月20日

青木真也「人生を懸けた仕掛け、楽しみにしていてください」
次戦? 結婚? 『DREAM.16』オープニング映像で明かされる青木劇場とは……!?

9月20日(月)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて、9・25『DREAM.16』(日本ガイシホール)でマーカス・アウレリオと対戦する青木真也が公開練習を行った。
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公開練習開始定刻、控え室から黄色いハットを被った青木がフラリと姿を現すと、DREAM広報から「皆さんはまだ関節技には詳しくないということで、青木選手の関節技を実体験してもらおうと思うのですが、我こそはという記者の方はいらっしゃるでしょうか……?」とアナウンス。無言となる報道陣……。壁により掛かり鋭い眼光で報道陣を見つめる青木から発せられるオーラ、しかも試合直前となると、記者が名乗り出ないのも当然だ。しかし、なんとこの重たい空気に耐えかねた一人の記者が半泣き顔で立候補! 不敵な笑みを浮かべた青木はすくっと立ち上がると、その記者の左足を取りアキレス腱固めを敢行だ! あまりの痛さに悶絶する記者をよそに、「今、ここが極まっているんだ」とばかりに極めている左足首を指さす青木。「めっちゃくちゃ痛い!! 川尻選手はこれを1分以上も耐えたのか……」と汗まみれになって息を切らす記者に「この痛さを茨城に行って聞いてきてください(笑)」と語りかけた青木は、まだまだ物足りないとばかりにDREAM広報にまでアキレスをお見舞いしたのだった。

そんな公開練習(?)が終わると、「9月25日に向けてやることはすべてやったつもりです。あとは集中して9月25日を迎えられたらなと思います」と試合5日前の心境を語った青木は、「7月の試合が終わった時点で2試合しかやってないし、調子も良かったので、9月に向けて動ける準備はしていました。いい状態できているので、必ずいいものが出せると思います」と好調をアピール。「一歩一歩進んでいる、先がある感じがするんです。完成度が上がっているし、まだまだ引き出しもある。裏を返せば『まだ完成してないのかよ』と言われるかもしれないけど、僕自身は強くなる可能性がまだまだあると感じています」と、さらなる進化を実感している様子だ。

今回の一戦のテーマについて問われた青木は、「いろいろな見方があると思いますけど、僕の中ではいつもと変わりません。より良いクオリティのものを9月25日に出すだけ。そこはタイトルマッチだろうがノンタイトルだろうが関係ないです。アウレリオですか? 相手がいる競技ですから意識しないと言ったら嘘になりますけど、自分を出すというのが一番大切だと思っています」といつも通り自然体で試合に臨むことを強調。当サイトのインタビューで本人も「アウレリオと闘うってなると、五味隆典を通して見るんだろうな、きっと」と発言していた通り、観る側としてはかつてアウレリオに一本負けを喫した五味隆典と比較してこの一戦を見てしまうが、「比較されるのはイヤじゃないですよ。それで盛り上がってくれるならイヤじゃない。ただ、僕は9月25日の試合にだけ集中しています」と語っていた。

そして今回、「会場で新しいことも発表されると思うので、ぜひ名古屋まで観に来てほしい。結婚のこともあるし、これからの(試合の)こともある。会場かPPVで観れば僕のことは全部分かるオープニング映像が流れます。人生を懸けた仕掛け、楽しみにしていてください」と、なにやら映像での仕掛けを用意していることを予告。「ヒントですか? それを観ると7月の試合(『DREAM.15』川尻達也戦)を観なきゃいけないし、4月の試合(ストライクフォース:ギルバート・メレンデス戦)も……いや、『DREAM.2』くらいから観なきゃいけない壮大なストーリー。それを会場で観たら、その足で公武堂に行ってDREAMのDVDを全部買うくらいだと思います(笑)。青木劇場にご期待ください!」と笑顔で語っていた。

“柔術マエストロ”アウレリオとの決着はいかに!? そして、映像での仕掛けとは!? 『DREAM.16』ですべてが明らかになる!!

【『DREAM.16』既報対戦カード】
■ライトヘビー級王座決定戦
ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ)vs水野竜也(日本/フリー)
■ミドル級ワンマッチ
桜庭和志(日本/LAUGHTER7)vsジェイソン“メイヘム”ミラー(アメリカ/チーム・メイヘム・ミラー)
■ライト級ワンマッチ
青木真也(日本/パラエストラ東京)vsマーカス・アウレリオ(ブラジル/エリート・ミックスド・ファイターズ)
■フェザー級ワンマッチ
高谷裕之(日本/高谷軍団)vsチェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)
■フェザー級ワンマッチ
小見川道大(日本/吉田道場)vsコール・エスコベド(アメリカ/Pacific Martial Arts)
■フェザー級ワンマッチ
石田光洋(日本/T-BLOOD)vs西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)
■フェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/BRAVE)vsリオン武(日本/シューティングジム横浜)
■フェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイ・ハンセンMMA)