- 2010年7月10日
7・10『DREAM.15』さいたまスーパーアリーナ大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.4- 熱戦が続いた『DREAM.15』（さいたまスーパーアリーナ）。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。
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■ジェイク・オブライエン「※ノーコメント」
■J.Z.カルバン「戻ってこれました。本当にハッピーです」
──試合の感想を聞かせてください。
カルバン 本当にこのような形で勝てまして、神に感謝をしたいと思います。今まで自分が学んできた教訓が活かせたのかなと思いました。厳しい時期もありました。多くの課題も抱えていました。ケガもありました。菊野選手は本当に厳しい相手で、本物のファイターです。新人というか、新しいといえば新しいファイターだと思いますけど、本物の選手です。今日はこういう本物の素晴らしい選手と試合ができて嬉しいです。自分も闘いから遠ざかっていて、少しサビがあるかもしれないですが、戻ってこれました。本当にハッピーです。
──菊野選手の打撃に苦戦しているように見えましたけど、どのような印象を受けましたか？
カルバン 見ての通りですよ。
──相手の蹴りの距離を注意して作戦を立てていたように見えましたけど。
カルバン 自分としてはキックというよりは、自分のジャブをどう繋げるかの距離感を図っている状況でした。あんまりキックは心配していませんでした。自分が実戦から遠ざかっていたことが心配になっていたので、そこでの距離感。そこには少し違和感がありましたね。試合後にコーチと話をしたんですけど、試合から離れていたような動きだったよねと。ただ、経験がありますから、すぐに直せます。菊野選手のキックは素晴らしいですけど、だからといってそれに対して特別警戒していたわけではありませんよ。
──メインの試合を見ての感想を聞かせてください。
カルバン 本当に青木選手は危険な選手じゃないですか？ 特に試合の初めが危険。試合の頭のところでやりましたね。頭がいいので、チャンスを見つければすぐに捕まえる。いい試合だったし、祝福したいです。ストライクフォースでの敗戦もあったので、良かったと思います。
■菊野克紀「もっといけたなっていう心の弱さを感じました」
──判定は納得されていますか？
菊野 判定なんで、受け止めるしかないですよね。5分間ずっと抑えこまれた結果でしょうがないし、今度はそこをクリアできるように練習しないと、という課題が見えました。
──1Rは思うように進められました？
菊野 そうですね。自分の感覚は鋭くできたと思うので、カルバンも嫌な感じは受けたんじゃないかなと思います。ただ、自分も弱さというか、もっといけたなっていう。2Rの抑え込みにしても、もっといけたなっていう心の弱さを感じました。まだまだですね。
──1Rで相当ボディを効かせられたと見ているんですけど、感触はどうでした？
菊野 ボクも何かが効いているなと思っていたんですけど、ボディか顔面かわからなかったんですけど、打撃に対しては全体的に引いているなというか、嫌がっているなという印象は受けました。
──カルバン選手は打撃をもらうとタックルへというように作戦を変えたと思うんですけど、特に2Rは対応が遅れたように感じましたが、いかがですか？
菊野 そうですね。2R目、抑えこまれて、返せる返せないギリギリのところで、ロープ際で無理していくと……。カルバン選手はフロントチョークが得意じゃないですか？ フロントチョークを狙っているなっていうのがあったので。強いパウンドを打ってこないでキープ重視という印象を受けたので、返しどころを探っていたんですけど、DEEP出身でルールが違っていて、その感覚が自分のところでできていなかった。反省ですね。もっとアグレッシブに返しにいかないといけなかったですね。
──メインの感想は？
菊野 秒殺という結果が出て、本当に心から尊敬しますね。あの敗戦から結果を出して、本当に目指し甲斐のある人だなと思いました。それに比べて結果が出せなかった自分があるので、本当に明日から練習したい気持ちです。あの人たちと肩を並べられなかったので、命がけで頑張ろうと思います。
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