- 2010年3月20日
3・22『DREAM.13』横浜アリーナ大会開催直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.2- 3・22『DREAM.13』(横浜アリーナ)出場一部ファイターに、現在の心境、試合への豊富、対戦相手の印象などを聞いた。【取材日:2010年3月20日】
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■ジミー・アンブリッツ「コアなファンがいてくれるというのは、とてもありがたいことです」
「(試合を2日後に控えた今の心境から聞かせてください)非常にワクワクしています。また日本で闘えることできて、そしてミノワマンと闘えることができて嬉しいです。(ミノワマン選手にはどういった印象を持っていますか?)素晴らしい選手です。プレッシャーに強い。強いハートを持った選手です。サブミッションも強い。そういった選手を叩き潰すのが楽しみです。(昨年ミノワマン選手が闘ったスーパーハルクトーナメントの感想を聞かせてください)感動しました。自分より大きな相手と闘って勝つ。サブミッションマスターだと思いました。(ミノワマン選手と対戦する上で気を付けなければいけないところはどこでしょう?)大きい相手と闘うのがうまい選手ですからね。ヒールフック、アンクルフックには気を付けたいです。(勝負のポイントはどこにあると思いますか?)作戦はシンプルです。大きさで圧倒して、何かされる前にプレッシャーを掛けて、叩き潰したいと思います(自分抜きでハルクトーナメントが行われることについてはどう感じていますか?)確かに不満はありますが、そこで優勝した選手と闘えることが嬉しいです。ここで勝てば『ジミーがなんで呼ばれなかったんだ?』と言ってもらえるかもしれないですからね。(過去にこれほど体格差のある選手と闘ったことはありますか?)50ポンドくらいの体格差はありましたが、ここまでの体格差は初めてです。(怪我させてしまうんじゃないかという不安はないですか?)そういう心配はしていません。これまでもミノワマンは自分よりも大きい選手と闘っていますし、もちろん試合ですから何が起こるかは分かりませんが、彼の力を見る限り、大きな怪我は負わないと思います。(ケージとリング、どっちがやりやすいですか?)あまり違いはないですね。どちらかというと言えば、リングですけど。54:46でリング、という感じですかね。(怪力エピソードを教えてください)車を押すトレーニングを取り入れています。大きい公園でトラックを押すのを10セット。週4日やってます。そのトラックはフォードのF150です。(日本には一部熱狂的なジミー選手のファンがいて、DREAMオフィシャルサイトのBBSでジミー選手のスレッドが立っているくらいです。そんなジミー選手のファンにメッセージはありますか?)いや〜、なんかお恥ずかしいです(笑)。非常に光栄なことですね。ファンがいること自体すごいことなのに、コアなファンがいてくれるというのは、とてもありがたいことです。照れます(笑)。皆さん、応援してくれてありがとうございます」
■コール・エスコベド「殺さない限り、私はギブアップしません」
「(試合を2日後に控えた今の心境から教えてください)試合に対する思いは毎回同じですが、国外で試合をするのは初めてのことなので、日本のファンの前で試合ができることを楽しみにしています。(DREAMにはどんな印象を持っていますか?)いい印象を持っています。スタッフの方々もファイターをリスペクトして接してくれますし、非常にいい待遇を受けています。プロフェッショナルなイベントですね。みんな『DREAMで闘いたい』と言う理由が分かりました。ナンバーワンのイベントだと思います。(DREAMフェザー級の印象は?)ビビアーノ選手とハンセン選手がトップ2だという印象ですね。そんな中に、私も他団体のフェザー級のトップファイターと闘ってきて結果を残してきたので、今回呼んでもらえたのだと思います。(今回対戦する前田吉朗選手の印象を教えてください)WECでチャーリー・ヴァレンシアといい試合をしていますし、DREAMではチェイス・ビービに勝っている。DREAMフェザー級のベストの一人という印象です。そんなベストな選手の相手に私を選んでくれたことが嬉しいですし、DREAMのその判断が正しかったと証明したいです。エキサイティングな試合になると思いますよ。(日本のファンにどんなところをアピールしたいですか?)奇妙に思われるかもしれませんが、私はサムライ精神を持っています。殺さない限り、私はギブアップしません。お客さんに退屈させない試合をして、見て良かったと思われる試合をしたいです。(エスコベド選手にとってサムライ精神とは?)サムライ精神は生まれ持ってくるものだと思います。その精神がないとチャンピオンにはなれない。私は、厳しい環境で育ち、父もいなかったので自分で自分の道を切り開いてきました。背骨の手術をしたこともありましたが、サムライ精神でそれら困難を乗り越え、これまで生きてきました。(背骨の手術とは?)3年前、病院で背骨にバイ菌が入ってしまって、左腕が麻痺する状態になってしまったんです。その後、数年間に渡って治療をし、這い上がってきました。自分が強いということを証明しなくてはいけない状況でしたね。(病気を克服してから変わったことはありましたか?)人間的としてもファイターとしてもより成長したと思います。手術前は、当たり前を当たり前に感じ、感謝の気持ちは稀薄でした。回復した後は、公園を歩く、買い物に行く、一生懸命練習する、普通のことを普通にできることに感謝するようになりました。(腕に漢字のタトゥーが入っていますが?)右腕に「尊敬」、左腕に「恐怖」と入れたつもりが、日本の方に左腕を見せると、笑われてしまいます(笑)。(どうしてその漢字のタトゥーを入れようと思ったのですか?)18歳の時にポリスアカデミーに入っていて真面目に訓練していた頃、恐怖と尊敬の間にある薄いライン、“怖いんだけど尊敬される”というところにいる警察官になりたいと思い、このタトゥーを入れました。今でも警察官に対する憧れはあります。いつか皆さんの前で闘えないようになったら、次のキャリアで警察官になろうかと考えています」
■ヨアキム・ハンセン「減量? きつくないですよ」
「(タイトルマッチを2日後に控えた今の心境から聞かせてください)いい気分です。(フェザー級に転向しようと思った理由を教えてください)前回の青木戦のときは68キロだったんですけど、自分の体重は元々、ライト級とフェザー級の間。ですから、ライト級のときは自分より体重が上の選手と闘っていたんです。今回、適正体重でもやってみようかと思ってフェザー級に転向しました。(減量の順調ですか?)きつくないですよ。食事制限をして、数週間前から甘いモノを断って、食物繊維を摂るようにしています。炭水化物も摂りません。(ハンセン選手のフェザー級転向は他のフェザー級ファイターにとって脅威だと思うのですが、ご自身はどう感じていますか?)そんなに体重差あるところから落としてきているわけでもないので、そんなに脅威なことではないと思いますよ。(ビビアーノ・フェルナンデス選手の印象を教えてください)優れた柔術テクニックを持っていて、キック、パンチもいいものを持っている選手。(どんなフィニッシュをイメージされていますか?)前に出て、サブミッションでも勝つ。(来日したのいつですか?)13日です。その間、酒を呑んでタバコを吸って……というのは嘘で、茨城のマッハ道場でマッハ選手と練習していました。(どういった経緯でマッハ道場で練習することに?)のどかで誘惑がないですし、マッハの家族もよくしてくれているので。(ライト級での試合はもう考えていないのですか?)時期が来ればまた」
【『DREAM.13』対戦カード】
■DREAMフェザー級タイトルマッチ
ビビアーノ・フェルナンデス(王者/ブラジル/レボリューション・ファイトチーム)vsヨアキム・ハンセン(挑戦者/ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
■DREAMフェザー級ワンマッチ
前田吉朗(日本/パンクラス稲垣組)vsコール・エスコベド(アメリカ/Pacific Martial Arts)
■DREAMライト級ワンマッチ
菊野克紀(日本/ALLIANCE)vs弘中邦佳(日本/マスタージャパン)
■DREAMライト級ワンマッチ
KJ・ヌーン(アメリカ/シティ・ボクシング)vsアンドレ・ジダ(ブラジル/EVOLUCAO-THAI)
■DREAMウェルター級ワンマッチ
長南亮(日本/ Team M.A.D.)vsアンドリュース・ナカハラ(ブラジル/極真会館)
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