ホーム>

ニュース


2009年7月6日

「倒せる自信はありますよ」
川尻が魔裟斗戦向けに自信のコメントを連発!!

7月6日(月)、都内・JBスポーツにて、7・13『FieLDS K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL8』(日本武道館)で魔裟斗とK-1ルールで激突する川尻達也が公開練習を行った。

「チーム黒船」の山田武士トレーナーとともに報道陣の前に姿を現した川尻は、15秒ごとに攻守を交代するマススパー、そしてミット打ちをそれぞれ2分間ずつ公開。決戦を一週間後に控え、好調ぶりをアピールした。公開練習終了後に行われた囲み会見では、報道陣と談笑を交わすなどリラックスした様子。開口一番「オレ今、めちゃくちゃ強いよ(笑)」と、6月10日に行われた記者会見での魔裟斗のコメントをそのまま引用し報道陣の笑いを誘うなど上機嫌だ。

魔裟斗戦に向けどんな練習をしてきたのか問われた川尻は、「魔裟斗選手は100%蹴ってくると思いますよ。まあ、蹴ってきてもいいし、どう来ても勝てるようにやってきましたから。魔裟斗選手の顔にパンチを当てることしかやっていません。キック、K-1をやる練習はしてきないです。倒せる自信はありますよ」と自信満々。「(5・26『DREAM.9』での)J.Z.カルバン戦の前のほうがプレッシャーはありましたね。『これで負けたら終わりだな……』という。そのときと比べたら全然。むしろ楽しみですね」と目を輝かせながら現在の心境を語った。

絶口調の川尻は「MAXの選手は大人しい。MMAファイターであるオレが魔裟斗選手とやることに、(MAXの選手は)誰も文句を言ってこないんですもんね。オレん中ではありえないことですよ」とK-1 MAXファイター達にも苦言。「K-1ルールはこれで最後。ナンバーワンとやるんだから、もうそれ以上やる意味ないでしょう。K-1でトップ獲るわけじゃないんだし。まあ、K-1 MAXの王様(魔裟斗)に誰も噛みつかないぬるい状況の中、ここでオレが噛みついて、得るものだけ得て、DREAMに帰るだけ。それがMAXにとってプラスになるか分からないけど。まあ、王様がMMAの選手に負けたら(MAXは)終わるんじゃないですか? 知ったこっちゃないけど(笑)。というか、(報道陣に向かって)みんなオレが負けると思っているでしょう?(笑)。それでオレが勝ったら、本当にMAXは引っ繰り返ると思いますよ」と言いたい放題だ。「知名度にしろ視聴率にしろ、まだMAXのほうが(DREAMより)上だと思うんですよ。今回はそれを引っ繰り返すチャンス」という大きなモチベーションを持つ川尻。「魔裟斗選手に言いたいこと? 『面白い試合しましょう』と。気持ちのいい試合をしたいですね」と自信に満ちた表情で語っていた。

川尻が師事する山田トレーナーも、「時間がなかったけど、やるだけやって、今は本当に楽しみ。これまでも川尻君の試合を見てきたけど、今までで一番楽しみですよ。(魔裟斗の試合を見て)弱点というか、打たれ弱いところを見つけました。勝てる自信はあります」と、打倒・魔裟斗に手応えを感じている様子。6月10日の公開記者会見で魔裟斗は打ち合いに応じるコメントを残しているが、「彼(魔裟斗)に勇気があるなら打ち合ってほしいですけどね。長丁場? 彼による。こっちはどっちでも行けるんで、うん。まあ、打ち合いになるかどうかは、彼がビビるかビビらないかだけ。打ち合いなのか、ペチペチ消極的に来るのかは、彼次第」と打ち合い上等の姿勢を見せていた。

囲み会見終了後、明日7月7日は七夕ということで、“ビビらず打ち合ってくれますように”“ローキック蹴ってきませんように”という願いを込めた短冊を笹に付けた川尻。果たして、どんな結末が待っているのか……!? 川尻達也の大いなる挑戦まで、あと7日!!!!