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2009年10月14日

DREAMのバックアップを受け、ウィッキー、水野が海外武者修行に出発!!

10月14日（水）、都内ホテルにて記者会見が行われ、西浦“ウィッキー”聡生、水野竜也の2選手が、DREAMによるバックアップのもと、海外武者修行に出ることが発表された。
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この日の会見には、笹原圭一DREAMイベントプロデューサー、そして、海外武者修行に出ることとなった西浦“ウィッキー”聡生、水野竜也の2選手が出席。まずは、笹原EPが「“DREAM海外武者修行シリーズ第一弾”ということで、プロレス界では若手が海外に行って、向こうで経験を積んで帰って来るというのがあるんですけど、イメージとしてはそれの総合版です」と、今回の趣旨を説明。DREAMが今後の活躍に期待をかける有望株の水野、ウィッキーは、早ければ今週末にも日本を出発し、武者修行をスタートさせる。

そして、気になる2人の修業先だが、米国・シアトルに決定。DREAMのジャッジを務めるマット・ヒューム氏指導のもと、トレーニングに励むこととなった。ヒューム氏と言えば、桜井“マッハ”速人を始め数多くの有名ファイターが師事する名伯楽として有名な存在であり、まさに武者修行の地としては打ってつけ。マッハが「練習はめちゃくちゃキツイ」と語るほどのハードトレーニングを課す鬼コーチとして知られるだけに、地獄のトレーニングで2人がどれだけ成長できるのか注目だ。

そんな名将のもとで、初めての海外修行を積むこととなった水野は、「去年、ミルコ選手と闘ってあまり納得がいく試合ができなかったので、今回のチャンスを生かし、砂漠の砂に水が染み込むように、マット先生のもとで最先端の技術を取り入れたい」と抱負を語ると、「今後、DREAMでヘビー級、ライトヘビー級の大会があると思いますので、そちらのほうで優勝を目指したい。言葉だけじゃなく、日本を沸かせられる選手になって帰って来ます」と飛躍を宣言。また、ウィッキーは、「今年はフェザー級GPの1回戦で負けて、すっげえ悔しかった。だから、こういうチャンスをもらったんで、死ぬ気で頑張ってきて、来年にはトップに立ちたいと思います」とこちらも負けじとフェザー級のトップ獲りを目標に掲げると、「自分はグラップリングが弱いんで、いっぱい練習して倒れない選手になりたい。結局はスタンドで勝負したいんですけど、組技を練習したい」と、武者修行での弱点克服を誓った。

また、笹原EPは、武者修業期間中に、ストライクフォース、M-1など海外の提携団体に2人を送り込んで実戦経験を積ませるプランがあることを明かすと、「本人も含め、マット先生もそうですし、“成果がない”ということであれば、延々と自動延長されると。3ヶ月になるのか、1年になるのか、成長してくるまでは帰って来ないぐらいの覚悟で海を渡っていただければなと思います」と、修行の成果によっては2ヶ月間の予定となっている修行期間の延長も示唆。これに関して、水野は「このチャンスとDREAMに人生をかけているので、結果が出るまでいたい」と決意を語ると、ウィッキーも「自分も強くなるまでいたい」と同調。はたして、2人はこの過酷な試練を乗り越え、逆輸入ファイターとしてDREAMに凱旋することができるのか!?　海外でのさらなる飛躍に期待したい！

そして、会見終了後、笹原EPは、今月9日（金）の会見で触れていた『DREAM.11』の会場内で起きたファン同士によるトラブルに関して、改めて言及。「いま、何が原因で、誰がどんな騒ぎを起こしたのかという細かいところを調査中です。いろんな目撃情報がたくさんあって、どれが本当なのかといういうことは、実際にその場で冷静に見ていた人にしかわからない部分はあるんですけど、まずは原因を究明して、二度とこういうことが起こらないよう、警備体制の強化も含め、他のファンの方の観戦の妨げになるようなことがあってはならないと思ってます」と、原因を究明し再発防止に繋げる姿勢を見せていた。