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2009年5月22日

仰天の3WAYスパーを敢行！
『DREAM.9』に出場のジェイソン“メイヘム”ミラーと今成正和が公開練習!!

5月22日（金）、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて、5・26『OLYMPIA DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND』（横浜アリーナ）に出場するジェイソン“メイヘム”ミラーと今成正和が揃って公開練習を行った。
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青木真也を従え報道陣の前に姿を現したメイヘムと今成。まずは、Tシャツにショートスパッツ、キャップのペアルックで登場した今成＆青木が公開スパーを行った。いきなり青木のバックを奪った今成は、なぜか青木のキャップを取りポイッと投げ捨てると足関へ。青木は慌てて帽子を拾うと、今度は今成のキャップを奪いつつ足関をディフェンスだ。すると、辛抱たまらんとばかりにメイヘムもスパーに介入！　そんなメイヘムを待ってましたとばかりに捕獲した青木は、自らスパッツを脱ぐとメイヘムのスパッツをズリ下ろし、そのメイヘムは今成のスパッツに手を掛ける……。そして、3人は激しくポジションを奪い合い、絡み合うのだった……。そんな公開スパー（？）が終わると、置いてけぼり状態の報道陣をよそに、3人は一様に満足げ。このスパーの意図について聞かれると、メイヘムは胸を張り、「これは強いハートを培うトレーニング。オレもヨウカイ（今成のこと）も、2人を相手にこれだけやれるということは、1対1の対決である試合当日はまったく問題なく闘えるってことだ。モンダイナイ！　サンピースキ!!」とコメント。隣に座る今成も「嫌いじゃないです……」と不敵な笑みを浮かべていた。

『DREAM.9』のメインイベントでホナウド・ジャカレイとDREAMミドル級王座決定戦を行うメイヘム。ジャカレイとは一度、昨年6月の『DREAM.4』、DREAMミドル級GP2回戦で対戦し、そのときは判定で敗れているだけに、「リベンジの機会を与えられただけでモチベーションは高い。リベンジマッチを組んでもらえるなら、闘う場所は新宿のガード下でもいいくらいだ。しかもメインカードということで、DREAMのメインに恥じない試合をしたいと思うよ」とモチベーションは激高だ。また、「前回、負けてからずっと、『ああすればよかった……』『こうすればよかった……』と反省の日々が続いたんだ。でも、今回の試合が決定して以降、『今度はこうしよう！』と前向きなイメージトレーニングができている」と語ると、「試合開始もブレイク後も、試合はスタンドから始まる。気後れせずにガンガン行きたい！」とスタンドでの打撃戦も辞さない姿勢。そして、「前回は、何も考えずにただガムシャラに行ったのが敗因だ。今回は、そファイティングスピリットはそのままに、頭を使ってテクニックを出していきたい。つまり、心技一体で闘うということだ」とジャカレイ戦に向けての意気込みを語った。ジャカレイのテクニックについて青木は、「ふざけた一面に隠されたテクニックは素晴らしいものがあります」と高評価。ジャカレイにリベンジを果たし、メイヘムは第2代ミドル級王者となることはできるか!?

一方、同大会で行われるDREAMフェザー級GP2回戦でビビアーノ・フェルナンデスと対戦する今成は、ビビアーノの研究は「してない」ものの、対策は「バッチリです」とニヤリ。口数の少ない今成に代わり、青木が「十段（今成のこと）、肌つやがいいんですよね（笑）。グラップラー同士の一戦ということで楽しみです。道衣を着て闘ったら、200％、十段が負けると思います。でも、今度の試合は、柔術の試合ではなく、MMA。ルールの中で最大限の長所を出せれば、グラウンドでKO、もしくは一本を取れると思っています」と語り、今成勝利に自信を見せていた。今成必殺の足関節は炸裂するか!?　優勝候補筆頭と目されるビビアーノを倒し、『DREAM.11』で行われる決勝ラウンド進出を目指す!!