- 2009年7月16日
「今回は勝負。前に出て、勝負して、勝ってみせないといけない」
青木真也が公開練習でシャオリン戦に臨む決意を告白!!- 7月16日(水)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて、7・20『HEIWA DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)で行われるライト級ワンマッチ、ビトー“シャオリン”ヒベイロ戦に臨む青木真也が公開練習を行った。
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これまでコスプレ特訓や今成正和&ジェイソン“メイヘム”ミラーとの三つ巴スパーなど奇抜な公開練習を行ってきた青木が、今回はなんとそろばんに挑戦だ! 佐伯繁DREAM広報からの「青木はこう見えても早稲田大学出身。頭のいい大学ですな。シャオリンとの一戦は寝技師対決と言われていますが、今回は頭脳で勝負する。これが青木の出した答え! 青木には“跳び関十段”というニックネームがありますが、実は“そろばん十段”という呼び名もあります。それでは、“そろばん十段”、どうぞ!」という呼びかけを受け、報道陣の前に姿を現した青木。そして、佐伯広報が読み上げる問題に対し、青木は次々と正解を導き出し、早稲田大卒の頭脳をこれでもかと見せつけたのだった。
公開練習終了後に囲み会見を行った青木は、「特に変わったことはやっていないです。試合に向けて最善のことをしてきたので、7月20日はその結果が出ると思います。やるべきことはすべてやってきたので、納得してリングに上がれます。今回で格闘技ができなくなっても、これで死んでも後悔しない。そういうものを見せたいです」と意気込みを語ると、世界を代表するグラップラー同士の対戦と謳われていることについては「全局面で勝負します。両者が欲すれば寝技になるだろうし、片方でも欲しなければそうはならない。そうなると自分を貫くことが大事になってくる。総合格闘技だから、“寝技が強いから”“打撃が強いから”強いってわけじゃない。すべてが混合された中で、いかに自分を主張できるかが勝負の鍵だと思います」とコメント。そして、4月の桜井“マッハ”速人戦で「鼻っ柱を折られました。だから今のオレには余裕はないです」と語った青木は、「5月の終わりに今成(正和)が負けたりして、自分の中で『大丈夫か!?』っていうのがありました。でも、今成と2人で話して結局、『やるしかない』と。だから今回は勝負ですね。あと、周りにああだこうだ言われるけど、オレはオレ。それを貫くためにも、前に出て、勝負して、勝ってみせないといけない」と、このタイミングで難敵シャオリンと対戦する意義について語った。
終始、神妙な面持ちで報道陣からの質問に答えていた青木だが、最後の質問で胸に付けた“一生モテ期”と書かれたバッジについて問われると「今、マック(マクドナルド)で食べるともらえるらしいんですよ(笑)。『オレも食べたいなぁ』と思ったんですけど、今は減量中だから食べられないのでツレがもらってきてくれたんです」と笑顔。「まあでも、楽しくやっていますよ。今回もファンキーなイメージのコスチュームを用意してあるので楽しみにしていてください!」と目を輝かせていた。
「実の濃い、クオリティの高いものを出すのが使命。『総合って面白ぇぞ!』って試合を7月20日に見せられると思います」──。“勝負”のシャオリン戦に臨む青木真也に注目だ!!
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