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2009年8月9日

「できれば8〜9月に実績を作りたいと思っています」
DREAM再出陣を目指す中村大介が『U-FILE 42』に出場!!

8月9日(日)、都内・調布アリーナで『U-FILE 42』が開催。同大会では中村大介がスタイルGスペシャルエキシビジョンマッチに出場した。

田村潔司主宰のU-FILE CAMPジム生を中心に、ワンマッチ、対抗戦のカードが組まれ、毎回熱戦が繰り広げられる格闘技イベント『U-FILE』。今回も、U-FILE CAMP勢の他にGRABAKAやAACCのジム生なども参加している75kg以下Gトーナメント準々決勝、U-FILE CAMPvsAsshi Project、U-FILE CAMPvsドラゴンジムの対抗戦などが行われ、会場は大きな盛り上がりを見せていた。そして、この日一番の盛り上がりを見せたのは、中村大介が出場したスタイルGスペシャルエキシビジョンマッチ。仕事の関係でこの大会を最後にU-FILE CAMPを離れるオノエマンさんの壮行試合として行われたこの一戦は1R5分、“5分間の間に中村が10本取れなかったら、もしくは一本取られたら、中村の負け”という変則ルールで行われた。グラップリングルールにも関わらずオープンフィンガーグローブ&レガースを身に付け登場した中村は、ゴングが鳴るやオノエマンさんに対し「オレを覚えておけ!」とばかりに果敢に攻め立て、瞬く間にサブミッションを極め、次々と一本を奪取。4分30秒が経過し、中村は9本を奪った。しかし、これで最後となるオノエマンさんが、残り30秒となったところで、中村譲りのアグレッシブファイトを見せ、そこでタイムアップ。息つく暇もなく動き続けた両者に、試合後、会場からは大きな拍手が起こったのだった。

大会終了後、大会を主催した田村潔司は「よかったと思います。観られている環境の中で試合をするということは、選手に大きな影響を与えますからね。いい経験をして、ステップアップしてほしいです」と大会全体の感想を述べると、「いやぁ、面白かった!」と中村大介vsオノエマンの一戦を絶賛。そして、3月の『DREAM.7』以降、試合から遠ざかっている中村について「とにかく中村君は試合をしたがっている」とコメントすると、なんと、「この場を借りて、『U-FILE』で中村君に挑戦したい相手を募集します。実績問わず、『中村大介に挑戦したい!』という人を求めます!」と中村への挑戦者を募ったのだ。

その中村はこの日の一戦を終え、ノンストップで動き続けた5分間を振り返ると、「とにかく疲れました。久々に人前でリングに上がったので緊張しました(笑)。でも、自分のスタイルの見直す意味でもよかったですし、試合をしたかったので今日出てよかったです」と笑顔。そして、田村の「『U-FILE』での中村君の対戦相手募集」の提案を伝え聞くと、「田村さんが『やれ!』と言うのであれば、やります(笑)。出陣させていただきます!」と望むところとばかりに返答したのだった。

そんな中村だが、その目はやはりDREAMライト級戦線に向けられている。「自分は上を目指しています。この前(『DREAM.7』石田光洋戦)はつまづきましたけど、自分は『まだまだ』と思っていますし、実際『まだまだ』です」とその胸中を語ると、10・6『HEIWA DREAM.11 フェザー級グランプリ2009決勝戦』(横浜アリーナ)を含む、大晦日までに予定される2大会に「物凄く出たいです!!」とアピール。そして、「いきなり(DREAMに)出場するのは難しいと思うので、できれば8〜9月に実績を作りたいと思っています」と決意を表したのだった。「今はとにかく試合をしたいです」と中村。今後の中村の動向に注目だ。

大きな盛り上がりを見せた『U-FILE 42』。次回『U-FILE 43』は10月11日(日)開催を予定している。