ホーム>

ニュース

2009年3月6日

3・8『DREAM.7』さいたまSA大会直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く!! PART.3

3・8『HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009開幕戦』（さいたまスーパーアリーナ）に出場するファイターに、現在の心境、試合への抱負、対戦相手の印象などを聞いた（※ロス・エバネスは欠席）。【取材日：2009年3月6日】
動画で見る

■中村大介「いつもどおりに攻め続けるだけです」

「大晦日の反響ですか？　いろいろ取材を受けさせていただいたり、いろいろと声を掛けられるようにもなりました。面白いですよね、まったく知らない人から声を掛けていただくというのは（笑）。石田選手は、自分が生き残れなかったPRIDE武士道で実績を残してきた選手。体が強いというイメージがありますね。スタミナ、パワーもあって、気持ちも強い。すべてが世界レベルの選手だと思います。そういう選手と試合できて嬉しいです。試合は噛み合いそうか？　正直言うと……、噛み合わなさそうですね（苦笑）。ですが、いつもどおりに攻め続けるだけです、はい。“攻め10、守り0”で。昔から腕十字は、その入り方とか、“見た目”的に好きな技なんです（笑）。特に高田延彦さんの入り方が好きです。警戒されても極めるのが必殺技だと思うので、今回も極めたいですね。入り方のパターンですか？　何パターンかあります。勢いがあるとか言われていますが、石田選手を倒してからがスタートだと思います。今年の目標は、勝ち続けること。プロで試合をやるようになってからずっと『内容のほうが大事』と思ってきたんですけど、これからは内容プラス勝ち。勝たないとダメです。勝ち続けていきたいです。これからも全力で一本かKO狙っていきますので、応援よろしくお願いします」

■石田光洋「チャレンジャーのつもりで思いっきりぶつかる」

「久々のDREAM、日本での試合ということで、緊張しています（苦笑）。日本で試合をしたいなと思っていました。去年9月にStrikeforceで闘いましたけど、食事とか時差とか、アメリカでの経験は大きかったです。まったく違う環境で結果を残せたので、凄くいい経験になりました。海外から日本に来て闘う選手は本当に尊敬します。中村選手は『いずれやる相手だろうな』とはどこかで思っていたので、それが『DREAM.7』での相手になったと。そんな感じですね。勢いのある選手ですし、自分より先にPRIDEに出ている先輩ですからね。チャレンジャーの気持ちでぶつかっていきたいです。『ファイトスタイル的にやりやすいかやりにくいか、どっち？』と言われれば、やりにくいかもしれません。十字が得意で打撃ができる。レスリングも上手なんですよね。そういう意味ではトータルファイターですね。特に、十字とあの当て勘には注意しないといけないなと思います。でも、十字だけじゃなく、足関もありますからね。全神経を集中して注意しないといけないと思います。シビアなカード？　自分もそう思います（苦笑）。宇野戦に負けて以来の試合ということは、僕は敗者として今度の試合を迎えるわけですからね。そういう中で迎える日本での復帰戦の相手が中村選手。いい試合をしたいと思います。今年のテーマは、“僕は僕”。深い意味はないんですけど、『人は人、僕は僕』ということです。前回のDREAMで傷つけてしまったファンの皆さんにもう一度応援してもらえるように、チャレンジャーのつもりで思いっきりぶつかっていきますので、応援よろしくお願いします」

■デイビッド・ガードナー「青木の良さを消して、オレが勝つ」

「DREAMに出られて本当に嬉しく思っているよ。やる気に満ちていて、早く試合がしたい気持ちでいっぱいだ。しかも、相手は青木だからね。DREAMに出られただけでも嬉しいのに、この階級の最高のファイターの一人と闘えるんだからね。一つの夢が叶ったと同じだよ。青木はアメリカでも有名なんだ。見たことない関節技で一本を取る面白い試合をする派手な選手だからね。対策を立てるとして、仮想・青木のような選手を見つけること自体は難しくないが、青木ほどにうまい選手はいない。しかし、その中でも特に青木に似たタイプの選手を見つけてスパーしてきたんだ。試合では彼の良さを消して、オレが勝つよ。どこが青木より優っているか？　あくまで僕の推測だけど、僕のほうがフィジカルが強く、レスリングの力もあると思う。打撃がいいのも僕だ。グラウンドになったって、サブミッションのディフェンスの練習をしてきたので大丈夫。でも、なるべくスタンドでの闘いを続けKOしたいね。青木と真っ向から対戦することができるか楽しみだよ」