- 2009年7月1日
福田力がDEEPミドル級新チャンピオンに!!
『DEEP42 IMPACT』試合結果- 6月30日(火)、都内・後楽園ホールにて、『DEEP42 IMPACT』が開催。同大会のメインイベントでは『DREAM.8』でムリーロ・ニンジャを破った福田力が出場し、中西裕一を相手にDEEPミドル級王座に挑戦。また、セミファイナルではDREAM参戦経験のある宮田和幸と山崎剛が激突した。
福田力がDEEPミドル級王座に戴冠!! 今年4月に『DREAM.8』名古屋大会でスクランブル出場ながらもムリーロ・ニンジャに完勝した福田力が、『DEEP42 IMPACT』で中西裕一の保持するDEEPミドル級王座に挑戦し、見事新王者となった。福田は、1Rから得意のタックルに行くものの、テクニシャン中西にそれを封じられ苦しい展開に。しかし、試合を通じ積極的に前に出て左ストレートで中西を脅かすと、僅差の判定で勝利を収めた。第5代チャンピオンとなった福田は試合後、「お客さんはKO、一本を見たいと思うし、自分もそこを目指しているので、全然納得いってません」と内容には納得のいっていない様子だったが、「でも、一年間、このベルトを目標にやってきたので、とりあえず勝ててホッとしています」と安堵の声。今後のDREAM参戦について聞かれると、「ニンジャにも勝ったし、ベルトもあるので、(出場する)権利はあると思います。チャンスがあれば、どんどん入っていきたいと思います」と意欲を見せていた。
そして、この日のセミファイナルでは、ともにDREAM参戦経験のある宮田和幸と山崎剛が対戦した。フェザー級ワンマッチとして行われたこの一戦は、宮田が上のポジションから強烈なパウンド、さらにはバックを奪うとジャーマンスープレックスまで繰り出せば、山崎は下から腕十字、ヒールホールドを狙うなど、互いにアグレッシブに攻め合う好試合に発展。試合は、3Rを通じ優位なポジションを奪い効果的な打撃を当てた宮田が、判定2-0で勝利を収めた。
また、第7試合終了後、8・23『DEEP43 IMPACT』の対戦カードが発表され、DREAMフェザー級GPに出場した今成正和、大塚隆史の参戦が発表。DEEPバンタム級王者の今成は、挑戦者に堀友彦を迎え防衛戦。大塚は、三島☆ド根性ノ助の保持するDEEPフェザー級王座に挑戦することとなった。また、PRIDE、UFCでも活躍した元DEEPミドル級王者・長南亮の同大会への参戦も発表された。
【『DEEP42 IMPACT』試合結果】
■第1試合/58kg以下契約(5分2R)
○RYOTA(キングダム・エルガイツ)[判定3-0]パット・アンギャンコ(スパイク22)×
■第2試合/62kg以下契約(5分2R)
○宮下トモヤ(POWER OF DREAM)[1R1分34秒、フロントチョーク]岡元飛竜(マッハ道場)×
■第3試合/83.9kg以下契約(5分2R)
○飛鷺輝(X-FORCE)[判定3-0]長井憲治(U-FILE CAMP赤羽)×
■第4試合/77.1kg以下契約(5分2R)
○岩瀬茂俊(T-BLOOD)[判定3-0]奥野泰舗(フリー)×
■第5試合/77.1kg以下契約(5分2R)
○ぺ・ミョンホ(CMA KOREA)[判定3-0]九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)×
■第6試合/70.3kg以下契約(5分2R)
○ISE(PUREBRED大宮)[判定3-0]クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)×
■第7試合/無差別契約(5分2R)
○金親尊氏(チームタックル)[判定3-0]田澤和久(THUG LIFE香和)×
■第8試合/87kg以下契約(5分2R)
○RYO(ランズエンド・ZERO-ONE MAX)[判定3-0]ベルナール・アッカ(フリー)×
■第9試合/83.9kg以下契約(5分2R)
△桜井隆多(R-BLOOD)[判定0-1ドロー]金原弘光(UKR)△
■第10試合/65.8kg以下契約(5分3R)
○宮田和幸(Brave)[判定2-0]山崎剛(GRABAKA)×
■第11試合/DEEPミドル級タイトルマッチ・83.9kg以下契約(5分3R)
○福田力(GRABAKA/挑戦者)[判定2-1]中西裕一(フリー/王者)×
※福田が第5代チャンピオンに。
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