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2008年3月10日

絶好調マッハに力強い援軍!
目指すはDREAMウェルター級の確立だ!!

3月10日(月)、都内・マッハ道場 巣鴨支部において、『HEIWA DREAM.1 LIGHT WEIGHT GRANDPRIX 2008 1st ROUND』(3月15日/さいたまスーパーアリーナ)で門馬秀貴と対戦する桜井“マッハ”速人が公開練習。マッハは、マッハ道場専属トレーナーの石井大輔氏を従え、激しいトレーニングを披露した。
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通常は練習→囲み取材という流れが多い公開練習だが、この日はまず囲み取材からスタート。大会は5日後に迫っているが、マッハはに緊張した様子はまったくなく、記者からの質問にも時折笑顔を見せるなど落ち着いた口ぶりで返答した。

門馬とはかつてDEEPのグラップリングタッグマッチで激突(2003年7月『DEEP.11』)。門馬の印象について、「手足が長くて、何が強いというのはないんだけど、掴み所がなかった」と語ると、門馬得意の下からの関節技に対しては、「まあ、もちろん警戒していますよ」と淡々とした口調でコメントした。今回の一戦は年内に予定されるウェルター級王座決定戦への前哨戦として注目され、総合格闘技界で確固たる地位を築いたマッハに対し、門馬は“大物喰い”を狙って全力でぶつかってくることが予想されるが、「そういうのは毎度毎度なんで慣れていますよ」と気にする様子はなし。「門馬選手はすごい強い選手なんですけど、ここで負けられないんでね」と静かに闘志を燃やした。

そんなマッハが狙うのは、やはりDREAMウェルター級チャンピオンの座。「世界で言ったら76キロ級の選手が一番多い。世界では注目度の高い階級ですからね。今までこの階級がなかったのは“なぜなんだ!?”と思っていました。DREAMでこの階級を盛り上げていきたいです」と、チャンピオンの座とともに、DREAMウェルター級の確立を誓った。

囲み取材が終わると、公開練習開始だ。石井大輔トレーナーをパートナーにミット打ち、打撃スパーなどを敢行。軽快なフットワークから切れ味鋭いパンチやキックを次々と繰り出し、公開練習とは思えぬ激しいトレーニングを披露した。

ちなみに石井トレーナーは、今月よりマッハ道場の専属トレーナーに就任。かつてパンクラス、DEEPで活躍し、吉田道場で打撃コーチを務めたこともある石井氏には、マッハも全幅の信頼を寄せている。
「今まで見てもらっていた千島(広明)トレーナーという人がいるんですけど、その人が酒の飲み過ぎで通風にかかって来られなくなっちゃって(笑)。試合もあるのに困ったなと思っているときに、知り合いから石井君の存在を聞いてお願いしました。石井君はMMAの経験もあって、教えるのが上手。大きいので僕の当たりにも体が壊れないですし、それに石井君は酒を飲まない(笑)。技術的にも前に出るアドバイスをくれますし、自分にすごい合う。いい練習ができていますよ」
現在のマッハのコンディションについて石井トレーナーは、「スピードも戻ってきていますし、バッチリ仕上がっています」と太鼓判。最後はマッハと2ショットで記念撮影に応じた。

石井トレーナーのバックアップを受け、更なる進化を遂げているマッハ。門馬を破り、DREAMウェルター級王座に王手を掛けることはできるか!?