ホーム>

ニュース


2008年3月18日

「自分のホームで闘っているような感じだった」
エディ・アルバレスインタビュー

『HEIWA DREAM.1 ライト級グランプリ2008 開幕戦』で行われたライト級トーナメント1回戦でアンドレ・ジダを破り、5月11日(日)に開催の『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)での同トーナメント準々決勝進出を決めたエディ・アルバレスにインタビュー。2nd ROUNDに向けての抱負を語った。【取材日:2008年3月16日】

■「スタンドでのジダは本当に脅威だったね」

――『DREAM.1』でのアンドレ・ジダ戦は見事なKO勝利でした! 昨夜はどのようにして過ごしましたか?
アルバレス 六本木に繰り出してパーティーをしたんだ。ビールをガンガン飲みまくったので、あまり寝てないよ(笑)。
――眠い中、しかもフライトの時間が近づきつつある中、恐れ入ります……。
アルバレス 基本的に取材は嫌いじゃないから全然大丈夫! 気にしないでくれ。それにたくさんのマスコミ媒体に出て、どんどん人気を得たいからね(笑)。
――人気を得ましょう!(笑)。昨夜はすごい激闘でしたけど、怪我はないですか?
アルバレス 試合直後に頭痛がしたんだけど、ビールを飲んだらケロッと治ったよ、アッハハハハ!
――ジダ戦は『DREAM.1』のベストバウトとの呼び声も高いですが、試合を振り返ってみていかがですか?
アルバレス そう言ってもらえて本当に嬉しいね。自分でも、満足した試合になったという実感があるよ。ジダのパンチをもらってグラッとなった時があって、あの時は“ヤバい!”って思ったんだけど、それを乗り越えてあそこから逆転することができて、また一ついい経験をしたと感じている。スタンドでのジダは本当に脅威だったね。
――今までで勝った試合はアルバレス選手の一方的な内容ばかりだったんですか?
アルバレス 今までのキャリアで黒星は1つだけなんだけど、そのときの試合は接戦だった。それ以外の試合はすべて勝ったんだけど、ほとんどの場合は自分が試合をコントロールできたよ。ただ、2005年2月に日本人ファイターのイケモト(池本誠知)と対戦した時は接戦になった。
――試合後のコメントでは、「試合前は緊張していた」とおしゃっていました。
アルバレス あれだけ大きな会場であれだけ多くの観客の前で試合をするのは初めてだったので、不安になったんだ。でも、試合が始まってしまえば、“これも一つの試合なんだな”と切り替えることができて、自分のホームで闘っているような感じだったね。

――アメリカで待つフィアンセには勝利を報告したんですか?
アルバレス もちろん! 試合が終わった時は、アメリカ時間で朝の5時だったんだけど、出発前に「ちゃんと起きているわよ」と言ってくれていたので、試合が終わって控え室に戻ったらすぐに報告したよ。「ワァ~オ!!」って大興奮していたね!(笑)。
――一夜明け会見ではマスコミの注目がアルバレス選手に集中しました。
アルバレス 嬉しいことだよね。でも、自分は一生懸命にトレーニングを続けて、頑張って格闘技をやり続けるだけだよ。これからもオレは、ある程度自分を犠牲にしつつも、格闘技を頑張っていきたい。頑張っていれば、今回のようにいつか報われて、それが自分に返ってくると信じている。
――期待される中で2nd ROUNDを迎えることになりますが、優勝する可能性は何%だと思いますか?
アルバレス 今回は期間の短い中でのオファーだったんだけど、闘う前から、「準備期間の短い中で今回勝てたら、きっとトーナメントを勝ち抜ける」と周囲には話していたんだ。有言実行あるのみ。必ず優勝してみせるよ! ……おっと、そろそろフライトの時間が迫ってきたんだ。
――もう時間ですね。それでは5月の2nd ROUNDも期待しています!
アルバレス OK! さいたまでまた会おう!