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2008年5月11日

5・11『DREAM.3』さいたまSA大会
出場ファイターの試合後のコメント PART.3

熱戦が続いた『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』（さいたまスーパーアリーナ）。激闘を終えたファイター達の試合後のコメントをお届けする。

■中村大介「右ストレートで決めようと思っていました」

──試合の感想をお願いします。
中村　動きのある試合で、KOで決められたので嬉しいです。
──作戦通りでしたか？
中村　相手が柔道のメダリストなので、距離を取って右ストレートで決めようと思っていました。作戦通りでした。
──田村選手からの指示は？
中村　落ち着いて普通に行けと（笑）。自分としてはセコンドについてくれるだけでテンションも上がって、良い試合もできると思っています。前回（『DREAM.2』）、「Uが終わった」というのがあったんですけど、Uが何かは分かりませんが、U-FILEの中村というのにプライドを持っているので、これからも世界で闘っていきたいです。7月にも日本でM-1チャレンジがあると聞いているので、チームみんなで頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

■チョン・ブギョン「打撃のレベルが中村選手には及ばなかった」

──敗因は？
ブギョン　中村選手は寝技が得意ということで、打撃でいこうと思ったんですが、私の打撃のレベルが中村選手には及ばなかった。そこが敗因だと思います。
──今日の結果から学んだことは？
ブギョン　やはり打撃はまだまだですね。ピンチになったとき、まだ柔道に頼り過ぎる部分がある。総合格闘技はトータルでできないといけないので、そこを改善していきたいですね。

■ニック・ディアス「マッハにも勝てると思っている」

──なかなか契約がまとまらず、それが試合に影響したのでは？
ディアス　確かに影響はあった。でも、たくさんスパーリングを重ねてきたので問題はなかった。体重の件でいろいろ話があったが、決められた体重でオレは減量する。マラソンをしてでも落とすつもりだったよ。オレは言われた体重でやるだけなんで、いつもは数週間掛けて落とすんだけど、今回は話が二転三転したのでつらかったね。でも、DREAMはトータルファイターが揃っているリングだったので上がってみたかったんだよ。
──次はマッハ戦が濃厚ですが、他に闘いたい相手は？
ディアス　マッハについてはリスペクトしているよ。ただ、リスペクトしていない相手のほうが、今までは勝っているんだよね。マッハは自分より年上だけど、反対の立場なら若い選手とは闘いたくないと思っているはず。だからこそ、オレはマッハと闘いたいんだ。他の選手なら青木か川尻と闘いたいね。
──井上選手の印象と試合の感想を。
ディアス　非常にパンチも多く素晴らしい相手だったよ。関節技で極めようと思っていたけど、思っていたよりもガードが固かった。持久力があるほうじゃないので、スタミナを使わないようにパンチで攻めていく作戦だったんだ。井上のスタミナを早く奪って、自分は余力を残すつもりだった。井上の顔を蹴ってしまったとき、イエローカードが出るかと思ってヒヤヒヤしたよ。イエローが出ると金銭的にも厳しいからね（笑）。最後に一言、ベストファイターの青木と闘いたい。もちろんマッハにも勝てると思っている。シーザー・グレイシー柔術の代表として、これからも勝っていきたい。