- 2008年9月19日
アメリカ特訓を終え帰国したマッハが公開練習!
「弘中君のことはよく知ってる。あとは作戦でしょう」- 9月19日(金)、都内・マッハ道場 巣鴨支部にて、9・23『OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)ウェルター級ワンマッチで弘中邦佳と対戦する桜井“マッハ”速人が公開練習を行った。
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ヒゲを蓄えより野性味を増した風貌で報道陣の前に姿を現したマッハは、3分1Rのミット打ちを公開。千島トレーナーの構えるミットにワンツーから強烈な右ストレート、左フックを叩き込み、弘中戦を前に好調をアピールした。
約1ヵ月間のアメリカ・シアトルでのトレーニングを終え17日に帰国したというマッハ。シアトルではマット・ヒュームの元でトレーニングを行い、「リッチ・フランクリンやマット・ブラウンなどとも一緒に練習しました」と報告。マッハ本人は「ただのジムワークです。練習の成果ですか? 試合をしてみないと分かりません」と控えめのコメントながらも、そのグッドシェイプな肉体が充実したトレーニング内容だったことをうかがわせた。
対戦相手の弘中については、「最近、伸びてきてるし、経験もある。なかなか手強い選手だと思います」と評価。試合のイメージについては、「……正直、まだ考えてないです(笑)。でもまあ、弘中君は練習したこともあるしよく知っているんで、未知の外国人選手とやるよりかはいいです」と語っていた。弘中が記者会見で「マッハさんは憧れ、目標とする選手。マッハさんを倒してボクが日本ウェルター級の第一人者になりたい」と言っていたことを伝え聞くと、「倒さないでほしいです(笑)。憧れているなら顔面は殴らないでほしいなぁ(笑)」と笑顔。昨年大晦日の『やれんのか!』長谷川秀彦戦から日本人選手との対戦が多いが、「そりゃあ、ボクだって日本人とやるのはイヤですよ。ただ、それもすべて運命。神に与えられた試練だと思っています。日本人相手はリスクがあるけど、オレはプロモーターに言われたことに対して『はい』と答えるだけ。ただ、今回勝ったら、来年からは日本人はもういいかなぁ(笑)。とりあえず今回、決まった以上は勝ちたいし、負けるわけにはいかないです」と前向きな姿勢。「よく知ってる選手なので、あとは作戦でしょう」と気を引き締めていた。
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