- 2009年2月14日
DREAMフェザー級グランプリ出場選手インタビュー3
所英男/山本篤- 3・8『HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009開幕戦』(さいたまスーパーアリーナ)より開幕するフェザー級グランプリ2009出場選手に直撃インタビュー! 昨年、DREAMフェザー級でダレン・ウエノヤマ、山崎剛に勝利した所英男、そして山本“KID”徳郁率いるKRAZY BEEのリトルダイナマイト・山本篤に、GPに向けての意気込みを聞いた。【取材日:2009年2月5日】
■所英男インタビュー「今年はイケイケで行きたいと思います」
──DREAMフェザー級GP出場が決定しました。今の率直な心境から教えてください。
所 今の状況としては、とりあえずまずは怪我を治すところからですね。でも、ベルトを巻くチャンスというのはなかなかないので、ベルトを巻きたいという気持ちは強いです。正直、(開催が)もうちょっと先のほうがよかったかなというのはありますけど(苦笑)。
──HERO'Sのときは70キロでやってこられて、去年からDREAMでは一階級下げてフェザー級で闘ってきました。
所 最後負けたんすけど、徐々に掴んできた感じはしています。今から考えると、70キロは無茶だったなと思いますね。
──錚々たる出場メンバーですが、誰と闘ってみたいですか?
所 みんな強いので、この人とやりたいというのはないです。どの選手と当たってもいい試合して、結果を出すだけですね。
──フェザー級GPは2009年DREAMの一つの軸として行われていきますが、所選手から見てフェザー級の魅力はどこにあると思いますか?
所 やっぱりスピードじゃないですかね。そこは魅力だと思います。日本人で凄い強いトップの選手がいっぱいいて、そういう選手が今回のGPには集まっているんで、そのトップの人たち同士の試合が見られるというのが、DREAMフェザー級の魅力だと思います。
──まだ決定していませんが、山本“KID”徳郁選手も出場する可能性があります。
所 KIDさんとやることになったらモチベーション上がりますけど、それまでに実績を作らないといけないと思います。「はい、どうぞ」って言われてやらせてもらえる選手ではないので、実績を作りたいです。
──GP制覇をするには、何が一番大事だと考えていますか?
所 トレーナーからは「フィジカルを強くしろ」と言われているんですけど、それも大事だと思うんですけど、最終的に一番大事なのは「勝ちたい」という気持ちだと思います。精神的な部分だと思います。
──メンタル強化に向け、何か意識されていることはありますか?
所 特にしてないんですけど、マイナスなことを言わないというのが今年の目標なんで、普段から発言には気を付けています(笑)。今年はイケイケで行きたいと思います(笑)。
──では、フィジカル強化の部分は?
所 野木(丈司)トレーナー(白井・具志堅スポーツジムトレーナー)に走り込みの合宿に連れて行ってもらって、そこで心肺機能、足腰の強化をしてきたいと思います。
──フェザー級GPに向けての意気込みを聞かせてください。
所 生き残りが懸かっているので、上に行けばこれからも使ってもらえるだろうし、最低でもベスト4まではいかないとと思いますね。誰とやっても分からないですからね。……やるしかないです。見ていてください、はい。
■山本篤インタビュー「楽しみです。……というか、すでにもう楽しいです(笑)」
──昨年9月の『DREAM.6』で所英男選手に勝利しましたが、何か反響はありましたか?
山本 ……ちょこちょこと(笑)。「山本選手ですよね?」みたいに声を掛けられるようになりました(笑)。
──その『DREAM.6』がDREAM初参戦となりましたが、改めてDREAMで闘った感想を教えてください。
山本 やっぱりデカいハコ(会場)というのはいいですよね。次も出られるように頑張っていくだけです。自分の場合は一歩一歩行くだけなんで、はい。
──DREAMフェザー級GP出場が決定しました。今の心境から聞かせてください。
山本 ありがとうございます(笑)。やりました(笑)。出られて嬉しいです。
──現在発表されているGP出場メンバーを見ていかがですか?
山本 みんな名前がある選手で、強いと思いますね。楽しみです。……というか、すでにもう楽しいです(笑)。こういう状況の中にいることが、はい。スピーディでテクニカルで面白い大会になると思います。
──『DREAM.6』で対戦した所選手も出場します。
山本 特に意識することはないです。お互い頑張ろうという感じですね。
──闘ってみたい選手はいますか?
山本 特に誰と、というのはないですね。相手のことじゃなくて、いかに自分を出せるかが重要なんで。自然の流れで闘うだけです。今までもこれからも直感で闘っていくだけですし、それが自分らしさだと思うので、はい。
──錚々たる出場メンバーですが、優勝する自信は?
山本 自分は目の前の1試合のことしか考えられないので、先のことはあまり考えられないです。だけど、負けない自信はあります。楽しみです。
──この階級は“KID階級”とも呼ばれています。
山本 間違いないですね。ボスがいなかったら、DREAMにこの階級はできなかったと思います。ボスがこの階級のベルトみたいなものですからね。
──まだ決定していませんが、KID選手も出場することとなったら、師匠であるKID選手と同じ土俵に立つことになります。対戦する可能性も浮上してきますが?
山本 う~ん、いつかはやってみたいという気持ちはありますけど……。ボスと一緒に練習してきて、いつか乗り越えたいという思いがあって、今の自分があるわけですからね。でも、今すぐにって感じではないです。尊敬していますから。
──フェザー級GPに向けての意気込みを聞かせてください。
山本 この階級は日本人が強いし、それを証明しないといけないトーナメントだと思います。その一人として、今回のGPを盛り上げていく気持ちはありますし、その自信もあります。スターになりたいですね。
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