- 2008年4月24日
「負けたらホームレスになります!」
青木真也が新宿中央公園で座禅修行!!- 4月24日(木)、都内・新宿中央公園において、4・29『OLYMPIA DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦』(さいたまスーパーアリーナ)でJ.Z.カルバンと対戦する青木真也が公開練習を行った。
青木は、なぜか緑のジャージに身をまとった佐伯繁DEEP代表を帯同し、公開練習の場である新宿中央公園に到着。多数の報道陣が見守る中、青木はなんと座禅を敢行した。青木の背後で警策(心のゆるみを戒めるために肩を打つ木製の棒)を持った佐伯代表が、「すべてを“無”に。迷いをなくしなさい。邪念を取り払いなさい」としきりに諭す中、青木は無念無想の境地に……。そして、座禅を始め5分が経った頃であろうか、目をカッと見開いた青木は、「よーし! 気合い入ってきたーーー!!!!」と絶叫すると、やおら上着を脱ぎ捨て、公園内を疾走! 昼下がりの東京・新宿に、青木の気合いの雄叫びがこだましたのだった。
佐伯代表によると、この座禅による精神修行は、「邪念、怨念、気の迷いを取り払うため」、今月4日の記者会見以降、毎日30分間、必ず行っていたとのこと。これは青木に大きな効果をもたらしたようで、佐伯代表が「先日(4日)の会見のときとは表情が全然違うでしょう」と語っていたとおり、この日の青木は実に晴れ晴れとした表情だ。青木自身も、「いろいろありましたけど、すべてを“無”に。禅に入ってみました」と座禅修行に手応えを得たことを報告すると、「やることはやってきました。今はさっぱりした気分です。あとは調整だけです」と今の心境を語った。
なぜ座禅の場所に新宿中央公園を選んだかについては、「寺ではなくここでやったのは、負けたらホームレスになるから。青木、その覚悟はあるか?」と佐伯広報。すると青木も、「オス! 負けたらホームレスになります! 負けたら、佐伯さんとここで寝なきゃいけない。その覚悟でカルバン戦に臨みます!」と驚愕の“負けたら即ホームレス”宣言! 「手帳には4月29日以降のことは何も書いていません。なので、2回戦以降のことも何も考えていません。429ですべてが終わります。決闘なんですべてさっぱりさせたいです!」と気合いに満ちた表情で意気込みを語った。
『DREAM.1』でのカルバン戦の映像もチェックしたようで、「悪いイメージもあるけど、最後は“ヤバイ! オレ、かっこいい……”って思っちゃう(笑)。あまり見ると“かっこいい……”って自分に酔っちゃうので、1日5回までにしています(笑)」と余裕の笑み。また、実際に肌を合わせたカルバンの印象については、「ブラジル人。現代っ子」とシンプルそのものだ。
青木をバックアップする佐伯広報は、「“絶対にオレはセレブになる!”という強い気持ちで闘ってほしい。勝って、車もマンションも買え! 勝ったら一緒に『游玄亭』に特上カルビを食べに行こう!」と激励。この言葉に笑顔を見せた青木は、「これを乗り越えて、サクッと神の子になります。429、爆発ですね!」と勝利を誓った。
昨年大晦日はカルバンの怪我によりカード消滅、そして先月の『DREAM.1』ではノーコンテスト裁定。4月29日、因縁のJ.Z.カルバンと再度激突! 青木真也が運命の扉を開く!!
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