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2008年5月9日

5・11『DREAM.3』さいたまSA大会直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く！ PART.3

いよいよ2日後に迫った5・11『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』（さいたまスーパーアリーナ）に出場する全ファイター（ニック・ディアスはフライトの都合上欠席）に、現在の心境、試合への豊富、対戦相手の印象などを聞いた。【取材日：2008年5月9日】

■井上克也「タックルをちゃんと切れるかがポイントになると思います」

「試合を直前に控えて、緊張じゃないんですけど、興奮しています。出られることに喜びを感じています。今回、2週間前のオファーだったんですけど、すごいチャンスだと思ったので『やります！』と返事させていただきました。（今年1月に北岡悟選手を破りパンクラスウェルター級王者になった後、同王座を返上しライト級に転向されました。今回はウェルター級の試合ですが問題はありませんか？）76までだったら問題なく実力を出せます。でも、DREAMには70キロで強い選手がたくさんいるので、ここで勝って結果を残していって、いつかはライト級にもまざっていきたいなという思いがあります。ニック・ディアスはパンチと寝技が強い。あと、リーチが長い。“強い”という印象しかないですね。自分がどれだけ打撃で押していって、相手のタックルをちゃんと切れるかがポイントになると思います。まあ、自分は大学までレスリングをやっていたので、タックルを取られるわけにはいかないですね。バックを取れたらジャーマンも狙いたいと思っています。上になるか立つかを徹底して、パウンドで仕留めたいと思っています。（今回の代表者決定戦に勝利した後はマッハ選手とウェルター級王座決定戦を行う予定でしたが、笹原EPは『再考の余地はあると考えています』と発言しています。誰とタイトルマッチを闘いたいですか？）やっぱり、76だったら一番やりたいのはマッハ選手です。実力も人気もありますからね。（初代チャンピオンという称号については意識するところはありますか？）一番は何でもいいんで、はい。取れるチャンスをせっかくもらったんで、是が非でも狙いたいですね。今回、DREAM初参戦なんですけど、寝ても立っても殴るというスタイルを見せたいですね。（ディアス選手へ一言お願いします！）ボクが勝つんですけど、まあ、激しいファイトをしましょう。（ファンへ一言お願いします！）寝ても立っても打撃を出す激しい試合をするんで見といてください」

■ジェイソン“メイヘム”ミラー「今、すごくグレートな気分なんだ！」

「グレート！　今はとてもグレートな気分だ。DREAMでチャンピオンになるぜ！　なんでDREAMを選んだかって？　DREAMは、試合を単なる試合として扱うのではなく、そこにある美しさも重視してくれるからだよ。DREAMでは、ただの格闘技イベントを見に行く感覚ではなく、ロックコンサートを見に行くような感覚を味わえるからね。そもそもオレはPRIDEで試合をすることが夢だった。しかし、今はもうPRIDEはない。しかし、新たな夢ができたんだ。それはDREAMで闘うことだよ。だから今、すごくグレートな気分なんだ！（首に掛けているネックレスに意味はあるんですか？）アメリカ人の無駄遣いを象徴しているのさ。（一本決着が多いですが、そこにこだわりはありますか？）関節技は知性を伴った技。だから関節技を極めたときは最高の気分になれる。その結果、ファンのみんなもエキサイティングしてくれる。一本決着にはこだわっていきたいね。今はチーム・メイヘム・ミラーを中心に、チーム・クエストでも練習している。ダン・ヘンダーソン、そして日本のチョーナン（長南亮）とも練習しているぞ。（ミラー選手は試合中に笑顔を見せたこともありましたが、あれはどういう心境だったんですか？）オレが人生で一番の幸福を感じるのは闘っているとき。その現れだよ。攻めても攻められても幸福だ。シアワセ。（柴田選手の印象は？）シバタサン、マタコケル。モンダイナイ。シカシ、予測ができない動きをするので、集中を切らしてはいけないと感じているよ。シバタサン、キケン。（PRIDEに出るのが夢とおっしゃっていましたが、今回のトーナメントにはPRIDEのレジェンドファイターも出場しています。闘ってみたいという思いはありますか？）ぜひ闘ってみたい。オレの人生で一番の夢はサクラバサンと闘うことなんだ。サクラバサンは一度も一本負けはないはず。オレのヒーローにぜひ関節技を極めてみたいね。（その手にしているメモは？　英語と日本語が書かれていますが？）自分で作ったんだ。辞書で調べて作ったんだよ。モットオオキナジショガホシイ！　オワライゲイニン！　日本語はチョーナンに学んで、オレはチョーナンに英語を教えたんだ。その後は独学で日本語を勉強しているよ。（柴田選手へ一言お願いします！）シバタサン、オカシイ。ワタシワオカシイ。バカヤロウ！　マタコケル！（ファンへ一言お願いします！）一度、オレの試合を見てもらえれば、なぜオレが“メイヘム（騒乱）”と呼ばれている意味が分かるだろう。アナタワキレイ！　アイラブインターネット！」

■柴田勝頼「夢☆勝ちます。夢☆見せます」

「前の試合が（昨年）10月だったので、その間、色々見つめ直すところもあり、出会いもあり、練習環境も変わって、いろいろ変化がありましたね。今までは打撃、寝技をバラバラにした感じで練習していたんですけど、それらがつながる総合的な練習を重点的にしてきました。（今はどこで練習を？）今まではいろんなところに出稽古に行っていたんですが、今は1箇所だけです。そこでの練習は朝からなので、そうなると自然と朝方になりましたね（笑）。新弟子時代の気持ちを思い出しました。健康には朝方がいいです！（笑）。あまり相手の情報を入れてないんですけど、ミラー選手は結構変わった感じの選手と聞いています。クレイジーなんですよね？　いいですねぇ〜。そういう選手と闘えるのは本当に嬉しいことです。ガンガン来る選手だと聞いているので、お互い前に出る試合ができると思います。そういう選手と試合したいなと思っていました。異質というか、『この試合は違ったな』と思われたいですね。見ている人に『他の試合とは違う！』と思わせて、その上で勝ちたいです。（そういう意味では『DREAM.2』での田村潔司vs船木誠勝は異質でしたね）違いました。何より船木さんが試合前に『壊れてもいいから行くから』と言っていて、そのまま前に出て行ったんで、それを見てすごく感じるところがありました。プロとしての意識が高いんですよね。勝てばいいだけじゃないというか、すごく心に響く試合でした。それを見て、純粋にDREAMという舞台に上がりたいと思いましたね。（当サイトのインタビューでは『夢を見るんじゃなくて、夢を見せたいです』とおっしゃっていました）夢を見るなら見とけばいいんですよ。でも、プロレスラーなら夢を見させないといけないなと思うんです。勇気、元気を与えられるレスラーになりたい。前に『夢は何ですか？』と質問されて答えられなかったんですよ。でも、今はハッキリ言えます。夢を与えるプロレスラーになるのが夢です。そうなれるように頑張ります！（ミラー選手へ一言お願いします！）頑張ります。夢☆勝ちます。（ファンへ一言お願いします！）夢☆見せます」