- 2008年6月10日
「これがないと試合に入れない」
効果抜群!? 青木真也、佐伯広報による座禅修行を終えいざ永田戦へ!!- 6月9日(月)、都内・DEEP OFFICIALGYM IMPACTにて、6・15『OLYMIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』(横浜アリーナ)で行われるライト級トーナメント2回戦で永田克彦と対戦する青木真也が、佐伯繁DREAM広報とともに公開座禅修行を行った。
公開練習開始定刻前からDEEP OFFICIALGYM IMPACTにはすでに青木の姿があり、練習仲間の長谷川秀彦、梅田恒介、千島広明、滑川康仁、今成正和、Barbaro44らと雑談。猥談に花を咲かせていた。青木は、話を一区切り付けると、DREAMスタッフを呼び寄せなにやら耳打ち。するとスタッフの「先生、お願いします!」の呼びかけに登場したのは、エンジ色のジャージに身をまとった佐伯広報! そう、恒例となった座禅修行の開始だ!!
佐伯広報は登場するやいきなり長谷川ら練習仲間たちに対し、「どいつもこいつもうだつの上がらないヤツばかりだ!」と一喝。そして、報道陣に向かって「うさんくさいかとお思いになるかもしれませんが、青木の(J.Z.)カルバン戦勝利に始まり、茨城で『気持ちがブレている』と言ったら石田は負けてしまった。この修行は次の試合の結果が見えるんです。彼らの変な気持ち、エッチな気持ちを取り除きたいと思います」と座禅修行の効果を説明すると、いよいよ座禅スタートだ。佐伯広報は青木を除く全員にダメ出しをし、竹刀で渇を入れていくと、最後に青木の背後に立ち、「青木、今日集まったみんなの気持ちをお前に伝える。出陣、『DREAM.4』、よろしく!!」とエネルギーを注入。そして黙想&一本締めで青木の必勝を祈願した。
座禅修行終了後に行われた囲み取材で青木は、「“無”になるにはこれが一番! これがないと試合に入れない」と笑顔。『DREAM.2』からわずか1ヶ月半、変則的な日程となるが、「確かに変則的だけど、ボクにはそれをひっくり返せる力がある。とにかく一本! お客さんに満足してもらうのが一番ですから、衝撃的なサブミッションで一本を取りたい」と一本勝ちでの勝利を宣言した。対戦相手の永田克彦はシドニー五輪レスリング銀メダリスト。テイクダウンからのパウンドが得意だが、「別にテイクダウン取られてもいいですし、逆に取る自信もある。パウンドが得意だって言ったって、今までもカルバンや弘中(邦佳)さんとか、パウンドが強いと言われている選手と闘ってあまりパウンドはもらっていませんからね」と余裕のコメント。「永田選手がどうこうよりも、青木真也を貫くだけです」とマイペース主義を強調した。
相手の永田は公開練習でも兄・裕志を帯同し“兄弟愛”を見せつけているが、「特に何も(笑)。試合は兄弟でやるもんじゃないでしょ? 相手と2人っきりなんですから」と意に介さず。しかし、6月末に行われる永田の挙式について聞かれると、「それは……素直に羨ましいと思います(笑)。いいですよね、結婚……」と本音をポロリ。「まぁ、でも関係ないです。正々堂々と試合をしたいです」と真っ向勝負を誓っていた。
恒例となった佐伯広報の座禅修行を受け、永田戦に向け万全の態勢が整った青木。永田から一本を奪い、7・21『DREAM.5』で行われる決勝ラウンドに駒を進めることはできるのか!?
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