- 2008年9月18日
船木戦を前にミノワマンがゴルフ特訓を公開!!
「技、体力を飛び越えた気持ちのぶつかり合いになると思います」- 9月18日(木)、都内・光ヶ丘ユー・プラザゴルフレンジにて、9・23『OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)ミドル級ワンマッチで船木誠勝と対戦するミノワマンが公開練習を行った。
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野球やサッカーなど数々の公開練習を行ってきたミノワマンが、船木戦を前にゴルフ特訓を披露!!
ゴルフバッグを抱え、赤いポロシャツ、黒のパンツに黒のゴルフシューズという出で立ちで光ヶ丘ユー・プラザゴルフレンジに姿を現したミノワマンは、厳しい顔つきで準備運動を開始。軽くストレッチをすまし、そしてなぜか野球の投球フォーム、シャドーで体を温めると、まずはドライバーを手に取り、打ちっぱなしスタート! すると、力強いフォームから放たれた弾道ははるか彼方のネットに一直線だ! 鋭い弾道にどよめく報道陣。計測計を見ると、ミノワマンの球筋は平均で、飛距離250ヤード、ヘッドスピード50m/sを優に越えるというもの。この日のミノワマンのベストショットは、飛距離306ヤード、ヘッドスピード56m/sで、公開練習に立ち会ったゴルフ関係者によると、この飛距離、ヘッドスピードはともにトッププロの出す数値というから驚きだ。
豪快ドライバーに驚く報道陣をよそに、今度はアイアンを手に取るミノワマン。練習場の中央に位置するグリーン目掛け、今度は“寄せる”練習だ。グリーンに球が落ちると「よし!」とガッツポーズ。30分以上ノンストップでスイングを繰り返し、公開練習は終了した。
公開練習終了後、囲み取材に応じたミノワマンは、このゴルフ練習の真意を問われると、「この練習の意味のすべてには答えられませんが、リアルプロレスラーとしての“完成型”に近づくための一つの手段です。大事なのはフォーム。いろいろな練習を組み合わせて、自分の理想のスタイルを完成させたい」と説明。ゴルフ練習は1年ほど前から着手したようで、コースにも2度ほど回っているという。「最初は我流でやっていたんですが、今はコーチに見てもらっています」という腕前について、そのコーチは「2回しかコースを回ってないのに、バーディーを出したこともあります。ドライバーの力強さ、そしてその風貌は、全盛期のジャンボ尾崎を彷彿させますね」と絶賛だ。参考にするゴルファーについては「宮里藍さん」と返答したミノワマン。その理由について「顔つきとか全体の雰囲気が“プロゴルファー”って感じがします」と語り、常人との視点の違いを垣間見せると、「なかなかうまくはいかないですけど続けていきたいですね」と更なる特訓を積んでいくことを明かしていた。
かつての先輩である船木との一戦については、「過去の思い出だったり、感謝の気持ちだったり、そういう感情が闘いにおいて邪魔になると思います」と複雑な心境を告白。そして、「船木さんはパンクラス時代に見せていた冷血な部分をまだ見せていない。その部分は怖いです。でも、全部を出す船木さんを見てみたい。その代わり、それ以上のものをボクはぶつけます」と意気込むと、「船木さんが復帰されて、応援していました。でも、今、対戦相手として向き合っている。試合は、技、体力を飛び越えた気持ちのぶつかり合いになると思います。突き破る自分と、それを阻止する船木さん。激しい気持ちのぶつかり合いになるでしょう」と師弟対決に非情なる覚悟で臨む姿勢を見せた。
そして、今月11日に行われた記者会見で船木が「介錯」という言葉を使ったことに対し、記者から「船木選手は負けたら引退も覚悟されているのでは?」との質問が飛ぶと、「終わってみないと分からないです。そこはあまり考えないようにしています。ただ、船木さんがそういうことをおっしゃっているというのは、すごい気持ちでリングに上がってくるということですからね」と警戒の弁。「とにかく、いろんな思いがあります。試合が終わったら、すべての答えが返ってくると思います」と語っていた。
かつての先輩を相手にミノワマンはどんな闘いを挑むのか!? 『ミノワマン第9話“運命の巻”』に注目だ!!
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