- 2008年5月5日
「正直、あの十字は怖い。極め合いになると思いますね」
中村大介インタビュー- 5・11『HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2nd ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)、ライト級ワンマッチでチョン・ブギョンと激突する中村大介。DREAM初参戦に懸ける思いを語った。【取材日:2008年5月2日】
■「DREAMに出る選手として恥ずかしくないような試合をしたい」
――DREAM初参戦が決定しました。今の心境から教えてください。
中村 すごい嬉しいですね。こういう大きな舞台に出られて試合ができるというのは非常に光栄なことです。
――DREAMにはどういうイメージを持っていましたか?
中村 『DREAM.1』『DREAM.2』と、2回ともU-FILEから選手が出ているので見させていただいたんですけど、すごく大きい大会だなというのが一番ですね。DREAMという名前のとおり夢のある大会だと思いますし、選手、演出、すべてが世界レベルな大会という印象があります。
――以前、ブログに「DREAMに出たい」ということを書かれていましたね。
中村 そうですね(笑)。出たいというのはずっと思っていました。自分には実績がないんで、今回こういうお話をいただいたのはすごく光栄なことです。先程も言いましたが、選手も世界レベルなので、そこに出る選手として恥ずかしくないような試合をしたいと思います。
――対戦相手のチョン・ブギョン選手の印象を教えてください。
中村 この前(『DREAM.1』)の石田(光洋)選手との試合を見たんですけど、まだじっくりとは見ていないのでどのような選手かはまだ分かりません。ただ、オリンピックでメダルを取っている選手なので身体能力は高いと思いますし、次が総合3戦目になると思うんですけど、気を引き締めていかないといけない相手だなと思います。
――チョン・ブギョン選手は腕十字が得意な選手です。
中村 青木選手から取りかけていますからね。もちろんそれだけではないと思うので他にも気を付けたいと思うのですが、正直、あの十字は怖いです。一番気を付けないといけない技だと思います。
――果敢に十字を狙ってくると予想されます。
中村 そうですね。極めに来ると思います。どんどん狙ってくると思うので、自分もガンガン狙っていきたいと思います。極め合いになると思いますね。
■「ポジションとか判定とかはよく分からないです(笑)」
――師匠の田村潔司選手からは何かアドバイスは?
中村 決まったばかりなので、まだ話していません。
――中村選手にとって田村選手はどういう存在ですか?
中村 いやぁ……自分は語れるような身分ではないです。一言で言うと、自分はファンですね(笑)。田村さんのすべてがかっこいいです。
――『DREAM.2』で田村選手は見事、船木選手をKO。中村選手も続きたいですね。
中村 本当にそうですね。その勢いのままというか、田村さんの試合で気持ちは高まっているので、このままの勢いで自分も勝ちたいと思います。
――DREAMでどんな試合を見せたいですか?
中村 練習から動き回って攻める練習をしていますので、試合でも動きのある闘いを見せたいですね。逆に動きが止まったら、それは自分に不利な状況になることだと思うので、動きを止めないようにしたいと思います。そして最後は一本かKOで決めたいですね。ポジションとか判定とかは、よく分からないですし(笑)。
――今後、DREAMで闘ってみたい選手はいますか?
中村 闘ってみたい選手は何人かいるんですけど……まだ言える立場ではないと思います。実績を作ってから言いたいと思います。
――最後に意気込みをお願いします。
中村 強くなって、たくさんのお客さんに支持されるような選手になりたいと思います。応援よろしくお願いします。
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