- 2009年5月19日
「足だけじゃなく、腕、首。勝つイメージはいくつかあります」
打倒・サップに向けミノワマンが公開練習!!- 5月19日(火)、都内・坂口道場にて、5・26『OLYMPIA DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND』(横浜アリーナ)で行われる「スーパーハルクトーナメント~世界超人選手権~」1回戦でボブ・サップと対戦するミノワマンが公開練習を行った。
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この日、午前に行われたサップ公開練習の数時間後、対するミノワマンも狛江市内にある坂口道場で公開練習を行った。ミノワマンはパンクラス時代の盟友である柳澤龍志と窪田幸生と3分1Rの練習を行った。練習の内容は、身長190センチの柳澤を“仮想・サップ”に見立て、組み付きに来る柳澤の突進を交わしていくというもの。そして、柳澤の突進にミノワマンが捕まると、窪田が柳澤の背中を押しプレッシャーを掛ける。壁際で、グラウンドで、柳澤の体重+窪田の体重=160キロ以上の負荷が掛かる中、懸命に脱出を試みるという内容を繰り返し行った。
公開した練習内容は、サップ戦決定後「まもなくしてから」着手。「特にズールとやったときに感じたのですが、大きいファイターと闘うと、圧力、重さによっていつも以上にスタミナを奪われます。技術があることも考えて、あそこから逃げる練習をしました。下にならないことが第一なんですが、長いこと下にいないように注意したいです」と説明すると、「イメージに近いものができています」と手応えを感じていることを明かした。
勝利の自信について問われると、「あります!」と即答したミノワマン。そして、「対策よりもまず、自分の動きを見失わないことを重要視しています。相手に合わせると自分の得意な技でさえも省いてしまう恐れがある。そうなると自分を出し切れないので、自分のスタイルで闘うようにしたいと思います」とサップ戦に臨む姿勢を示すと、サップが「足関節は通用しない」と言っていたことを受け、「足だけじゃなく、腕、首。勝つイメージはいくつかあります。自分の持ってるすべてをぶつけたい」と表情を変えることなくコメント。さらに、サップが「ミノワマンは超人ではない」と言っていたことも伝え聞いても、「そうですね。超人にはなりきれていません。ですから、このトーナメントで超人に近づきたいと思います。超人と野獣は同じ領域にいると思いますが、超人のほうが強いと思います」と落ち着いた口調で返していた。
午前の公開練習でサップが粉砕した自身の等身大パネルを目にしたときはさすがに少し表情を曇らせ、「……今は何も言いません。試合で思いをぶつけたいと思います」と静かに闘志を燃やしたミノワマン。5月26日、『DREAM.9』。ミノワマンは野獣狩りを成功させ、“超人”追求への足掛かりとすることができるか!?
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