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2008年12月26日

バダ・ハリの『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』出場について谷川貞治FEG代表がコメント

12月26日(金)、都内・FEG事務所にて谷川貞治FEG代表が囲み会見を行い、『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード、【K-1ルール】バダ・ハリvsアリスター・オーフレイムを発表。谷川代表は、厳罰処分を受けているハリの大晦日出場について説明した。

ハリは今月6日に行われたK-1 WGP決勝大会のレミー・ボンヤスキー戦において、倒れたボンヤスキーに対しパンチを放つなどして失格処分となり、同月17日に「ファイトマネーの全額没収」「賞金の全額没収、並びに準優勝のランキング剥奪」「バダ・ハリの保持するK-1世界ヘビー級タイトルの剥奪」の厳罰処分が下っていた。FEGはWGP決勝前から『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』へのオファーも出していたが、これも白紙撤回に。谷川代表によると、ハリはこの処分に対し反省の意を示し100%受け入れる姿勢を見せており、さらに反省をした上で「“出場停止”ではないのなら、大晦日に試合を組んでもらって、正々堂々と闘えることを皆さんに証明したいです」と懇願。一方で、「処分が厳しすぎる」とのオランダマスコミからの批判、またK-1ファンからもFEGに対し同様の意見が電話、メールで送られてきており、これを受けFEG内で協議した結果、「テレビ局、スポンサーの反対はなく、電撃ですが、試合で反省の意を証明してもらおうと思い決断しました」とハリの大晦日出陣を発表した。谷川代表は「バダ・ハリ選手は、本当に反省していますし、日頃の試合も申し分ないですし、相手を選ぶということもしていません。先日のWGP時も、『自分が盛り上げなければ』と1ヵ月前に来日して、100社以上の取材を受け、プロモーションに協力してもらいました。今回復帰一戦目となりますが、例え挑発されても熱くならず、K-1ルールの中で試合をしてほしいと思います。精神的に成長し、大きなものを逃さないでほしい」とハリに対し期待のコメントを残した。

また、谷川代表は、『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』の追加カードはあと1試合で、ミノワマンの試合であることを明言。このカードは27日か28日には発表される模様だ。